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過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
メールでのお問い合わせはネットショップの「お問い合わせ」よりどうぞお願いいたします。

定休日: 年数回を除いて基本的に無休ですが不定休を取らせていただくことがありますのでご遠方からお越しの際は事前にご連絡をくださいませ。
営業時間: 12時から18時半までの間は通常開いております。
ネットショップはこちらからどうぞご来店くださいませ。

http://croa.ocnk.net/


画像をたくさん載せています。どんどん更新中~
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カテゴリ:骨董全般( 35 )

紙のボードに括り付けられた人形は偽物?

一つ前の記事の続きです。
同じ業者さんから、紙のボードに括り付けられた人形は全て偽物です。という断定が複数のアンティーク好きな方に対して送られて来たそうです。
多分 このような形態の人形を指してのことだと思います。
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これは1920年代のドイツのおもちゃカタログの復刻版ですが、これが証明する通り、第二次世界対戦以前に、紙のボード もしくは紙箱に2体 あるいは6体 など、複数の人形を括り付けて売られていたのは紛れも無い史実です。

ビスクドールの世界は本当に難しく、手足などのパーツの付け替え、衣装やウィッグの付け替え、そしてもちろん、リプロダクションであるかどうかなどなど、それぞれ個々の個体をしっかり見て、自分の経験と知識の中から最も正しいと思われる判断を下す。
それしかありません。
それは人形に限らずどんなアンティークに対してもの事です。

けっして一括りに語れるような事ではありません。
特に hertwig Carl horn Limbach などゾンネベルク系のドイツのビスク工場は第二次世界大戦の爆撃によって破壊され、戦後 80年経った今でもその工場跡地からはおびただしい数のビスクが出土されます。一万や二万の数ではありません。
完品のもの、ダメージを受けたもの、人形として完成したもの、手足 胴体 ヘッドのみなどパーツたち。
絵付けが終わったもの、絵付け前のもの。
それらは今だに延々と世に出続けています。
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eBay 出品画像より。
お耳怪我しちゃったのね。
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同じくebayより。
ウサギの着ぐるみタイプと同じフエルトズボンの子
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1909年製作 FD社のイースターバニーのキャンディコンテナ
German doll studies ドイツの人形百科事典より。
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同じくドイツの人形百科事典より C&D社 1909年のショールームの写真

とりとめありませんが、こうやって一つ一つ文献にあたり知識をつけ、実物を見て確かめていくしかありません。



by croa-antique | 2019-02-22 13:00 | 骨董全般 | Comments(0)

偽物?本物?

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左のウサギの着ぐるみドールはかつて(20年前以上)探すのに本当に苦労したものです。そして見つかるとそこそこ高い値段でした。もちろん、サイズも顔もビスクの質感ももっと上質で細かく作られています。
うちでも10体扱ったかどうか、、、くらいのレアさでした。

だから、パリで上の子が籠にたくさん、安い値段で入って売られているのを見たときには本当に驚き、なによりまず偽物かどうかを疑いました。
同じものがある時期大量に出てきたらまず偽物を疑え、というのは骨董の鉄則です。
初めてパリで大量に見た時のウサギさんたちは、今の子のタイプよりもはるかにすべすべときめ細かな美しい陶質でした。時代的には今いる子たちより古い時代に作られているタイプだったと思います。
私も感動してたくさん持ち帰り、売りました。
いつの頃からか質は若干落ちてきて、陶器の質は粗く、ざらっとした感じ、、特に店先に出ているものは状態も悪くて到底買う気にはならないものだったので、業者さんに無理を言って、在庫からなるべく良い質のものを選んでもらってそれを仕入れています。
そして、その質のばらつきこそが、このウサギさんたちが新しいものではないことの何よりの証明と思っています。
新しいものの一番の特性は質にばらつきがない、均一さだからです。
ところで、これが今、アメリカ人が作り続けている偽物ではないのですか?というお問い合わせをお客様から頂きました。
その根拠は、どこかの業者さんがそう言ってきた、としか教えてもらえませんでしたが、どこのアメリカ人なのかもわからず、また古く見せる手法としては一定期間土に埋めるだけ、と無茶苦茶です。
何らかの処理を施さないでただ、10年20年土に埋めたくらいで陶土の質感は変わりません。100年埋めていたらわかりませんが、、、というか、古代ペルシャや中国、日本の何億もする超高額な骨董ではあるまいし、わざわざそんな悠長なことするか?という気もしますが、とにかく、土に埋めれば新しい陶土も古い陶土に化けるというのがただ一つの根拠のようでした。

私はこの仕事を始めて30年、何より目と自分の手の触感を信じてやっています。
というか、それしか頼るものはありません。
そしてこの仕事、永遠に偽物、そして見えないダメージの修復との闘いです。
うわっ!やっちゃったぜ!ということも何度もあります。
特に修復に関しては。。。

でも、新しい土と古い土の違いはわかります。当然ながら100パーセントではないですし、1870年~1950年くらいのヨーロッパのものに限定ですが。
色も材質もどんどんケミカルな要素が増えてくるのが感じ取れます。
そして第一義世界大戦前、第二次世界大戦前にはそれぞれに質の劣化が起こり、第二次世界大戦後になるとがらりと質感が変化します。

写真の右の子はちなみに新しい子です。陶器ですが陶器にあらず、、、
うまく言えませんが。。

古い時代の陶土自体を手に入れて昔ながらのやり方で焼成すれば今でも近い感じのものには焼きあがるんでしょうか、、、

お応えになったかどうか、わかりませんが、今の私が自分の経験の中から言えるのはこれだけです。
こちらの問題に関して、たとえば、そのアメリカ人の名前を知っているとか、より詳しい情報をお持ちの方がおられましたらぜひお教えくださいませ。


by croa-antique | 2019-02-20 11:41 | 骨董全般 | Comments(0)

19世紀の香水ショップ


19世紀の香りがまだ残っていることが何よりも嬉しいショップ型のドールハウスです。
ドールハウスは通常子供たちにたくさん遊ばれる存在ですので、このように美しい状態で残るのは本当に奇跡のようなことだと思います。
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まるで王宮の天井画のような蓋上部の美しいイラストの両脇には。。。
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有名なミレーの晩鐘と落ち穂拾いの絵が小さく添えられています。
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美しいブラッセルレースのカーテン越しにそっと覗いた店内。
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ドールハウスの醍醐味は中の様子を扉の外からそっと覗いた時のワクワク感だと思います。^-^
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ガラスの瓶や陶器、メタルの缶が整然と並んだ棚。時代は1880年頃から1920年頃まで認められます。代々に渡って大事に受け継がれて遊ばれていったのでしょうか。。。

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これらのガラスは手作りでとても古い味があります。
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こちらは20世紀に入ってからのガラスでしょうか。。少し機械的にきちんと作られています。
奥の陶器の壺はもう少し古いように見えます。
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19世紀の古い瓶。
こうしてみるとミニチュアであることが信じられないほど実物大の瓶とうり二つです。

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4隅にあるコーナーの棚は開けることが出来ずにふさがれています。
19世紀の空気もそのまま閉じ込められています。

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室内の装飾も19世紀のフランスの最も美しく優雅なデザイン♪
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天井の装飾も手抜きがありません。^-^

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残念ながら今店にこの素晴らしいドールハウスを置く空間がないために、しばらくはこのブログのこの画像の中だけに美しい姿を置いておきます。









by croa-antique | 2016-06-13 12:59 | 骨董全般 | Comments(0)

アンティークのジュエリーケースいろいろ

いつの間にか増えているたくさんのアクセサリーたち。
その中のいくつかは、大切な思い出とともに大事にしていたいとっておきのモノ。。。

そんな特別なジュエリーはやはり特別なジュエリーケースに入れてそばに置いておきたい。。。。
そんな気持ちはもしかして昔の人の方が強かったのかもしれません。
アンティークの中には素敵なジュエリーケースがたくさんあります。
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金属や革など素材はいろいろ。。。
そんなアンティークのジュエリーケースを少しご紹介いたします。

まずは革で出来たものです。
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このタイプはみんな鍵がついています。
箱自体がとっても小さいですから泥棒にこのまま持っていかれたらどうしようもありません。
だから、盗難防止の鍵ではないようです。
実用としてはあまり意味のない鍵ですが、心の中にそっとしまっておきたい思い出を誰かに覗かれないように鍵をかけているかのようです。

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ジュエリーの美しさをより際立たせるような落ち着いた発色の内部です。

次はべっ甲やエナメルをアクセントに使った銀のケース。
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もうこれ自体がジュエリーのような美しさです。
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くすんだピンクがとても良い風合いです。


そしてモールドされたレリーフの美しい金属製。
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どれも小さなブローチを2個くらい入れるために作られています。

最後にとっても小さなジュエリーケースをご紹介します。
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指輪が一個、やっと入る大きさです。
蓋はカットクリスタルなのでいつでも大好きなジュエリーを眺めることが出来ます。^-^
きっと持ち主の女性の一番好きな、くつろげる場所に置かれていたことでしょう


by croa-antique | 2015-08-12 12:48 | 骨董全般 | Comments(0)

色いろいろ

昨日店でお客様とお話をしていて、自分はずいぶん「色」にこだわりがあるんだなあとあらためて感じました。

目で何かを見るという行為も、人によっていろいろ好きな観点があります。

まず「動き」を見るのが好きな人。
きっとスポーツや車の運転にはまるのはこういうタイプの人だと思いますが、私はこれは超苦手。

じゃあ「形」と「色」をどちらに先に注目するかというと圧倒的に「色」のようです。
そしてその色が新しいきれいな色だともう全然だめです。

どうして古い色にしか魅力を感じないのか、それは自分でも謎です。^-^

インスタグラムと重複するものもありますが、いくつか好きな「色の世界」の写真を載せます。

まずは英国に新しい王女様が誕生したのをお祝いして「ピンク」の世界♪
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とてつもない運命を背負って生まれてきた女の子。
きっとたくましく賢く美しい人になることでしょう。
そのご成長を見届けるという人生の楽しみが増えました♪♪

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ピンクに少し紫を足して濃い赤スミレの色の世界♪

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赤を引き算した青スミレの色の世界

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あたたかくおいしそうな卵焼きの色

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こげちゃった?
焦げ茶から黒へ至る世界

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やさしい手触りを伝えるベージュの世界

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ミルキーホワイト

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光と同化する透明な白



そして色のない世界への入り口
ブルーグレー

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by croa-antique | 2015-05-03 12:36 | 骨董全般 | Comments(0)

10年待った鳥籠

卒業、入学、就職と新たな旅立ちを前にしている人も多い季節です。

その人と小さなおもちゃの鳥籠が出会ったのは10年前のことでした。
まだ小学生だったその人はお母さんと一緒に店にやってきて、「どれが一番好き?」という問いに「これ。」とその鳥籠を静かに指さしました。

それは地味な木と針金で出来た手のひらサイズの鳥籠にさらに地味な鳥が入っていて、針金の仕掛けで鳥が餌をついばむような動きをするものでした。

店にはもっと華やかなものも可愛いものも山ほどあるのによりによって・・・とびっくりしたその時の私は、この小さなお客様の目ほどにはその品物の良さを見抜けていなかったのが正直なところです。

その後、木を扱う専門の仕事の人がその鳥籠を見て、「こんな細い木にこれほど針金を通していくのは凄い技術だ。」と驚かれたりもしました。

そしてそれ以後は誰の目に留まることもなくひっそりと店のショーケースの奥の奥でじっと待っていた鳥籠でしたが、今春就職を決められたかつての小学生さんの元に目出度くもらわれていきました。

最後に記念の写真を♪

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20世紀初頭のイギリスのものです。

こちらはこれとほぼ同じ時代、作り、同じデザインの本物のアンティークの鳥籠です。

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やはり横木に穴を開けて針金を通しています。
中に生きた鳥を入れておくのはなんだか可哀そうで、こうして空っぽのままの方が幸せな気持ちで見ていられます。♪

最後に、同時代の日本製の雛道具の中の鳥籠を。

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手のひらサイズどころか親指サイズですが、ちゃんと横木で針金を挟んだ造りにしてあります。
中にいる鳥が傷つかないようにとの配慮なのか、職人の当然の仕事なのか。

いずれにしてもとても美しい仕事だと思います。





by croa-antique | 2015-03-19 00:54 | 骨董全般 | Comments(0)

電気の明るさと引き換えに失ったもの

それは視力の良さです。

これまでにもレースや紙のプリントなどで19世紀前半の次元の違う細かさをご紹介してきましたが、ジュエリーの分野でももちろんそれがはっきりとわかります。

イギリスではジョージアンと呼ばれる時代(1800年~1830年代)のジュエリーはたくさんは見つかりません。
次のヴィクトリアンの時代のものに比べると500対1くらいでしょうか(感覚的にですが)
しかも、というか当然というか高価です。
でもぱっと見はとても小さくて地味!

高価×地味=めったなことでは売れない×レア=おいそれと仕入れられない

ですから在庫は非常に限られますが3点ご紹介いたします。

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ルースです。おそらく指輪に加工されたものの一部と思います。大きさは手のひらのしわからご推察くださいませ。
ガラスに焼き付けのエナメルペイントと天然ものの海水産の超小粒のシードパールです。
時計は人間の限られた命(反転すると天国の世界の永遠性)を象徴しています。
もっと直接的に骨壺がデザインされたもの、髑髏ものなどもあります。

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時計の針や数字の細かさは肉眼では見えません。

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モーニングジュエリーと言われる死者を悼むためのジュエリーです。
象牙の板に死者の髪の毛、シードパール、造花などが配置され金の枠でガラスドームの中に封印されています。
ジョージアンのジュエリーで圧倒的な数をほこるのはこのようなモーニングジュエリーです。

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一番大きなパールが現代の普通のシードパールの大きさです。

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ラピスを台にしたマイクロモザイクのブローチ
ローマンモザイクと呼ばれるものでガラスの棒を切ってはめ込んで作られます。

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回りの白と赤の金太郎飴のようなガラスは白赤白の3重になっていますが、こうやって写真に撮ることで初めてそれがわかりました。



by croa-antique | 2015-01-08 13:52 | 骨董全般 | Comments(0)

暗号に満ち満ちた世界

一つ飛ばした前の記事で革命広場の写真を載せましたが、この石柱を挟んで東にはルーブル美術館に突如建てられたピラミッドの三角形があり、西には凱旋門、新凱旋門の四角形が配置されています。

「そっち」方面に少しでも興味がある人にとっては、パリの街は各所に謎の隠された面白い都市に見えてきます。

「そっち」方面とは「こっち」方面
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「金閣寺は誰が造りましたか?」の問いに「大工さんです。」と答える笑い話がありますが、ヨーロッパの都市においてはそれはジョークではありません。

イギリスもフランスもイタリアもドイツもヨーロッパのすべての町は隅々に至るまで「石工」が造ったのです。

フリーメイソンものの数は膨大ですので今回は1850年頃までの古い上手に限って少しだけご紹介いたします。
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第一のシンボルはもちろんコンパスです。
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裏面も立体的に作られています。
こちらの本にあるのとほぼ意匠が一緒です。(変な語呂合わせみたいになってしまいました^-^)

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ギロッシェされた赤ガラスと金。コンパスと一緒に配置されたポージーのようなものはあまり見かけません。意味はもちろん不明です。

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コンパスと五芒星のあしらわれた金のコンパス。
あらら、今気づきましたが円を書くコンパスも方位磁石もどちらも「コンパス」なんですね。

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もう何がなんだか。。。

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青のミルクガラスと金のメダル
裏にはロッジの名前などが刻まれています。1846年~1851年の年号が読めます。
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最後にとっておきを♪
背景に使ったのは18世紀のフランスのカードです。
「力」と「知恵」を2本の柱に、階段を上がると神のすぐ下に「美」が祭られているのがフランスチック♪
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メダルの内部。
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白のミルクガラスの上に、あれやこれやと様々なものがおもちゃ箱のように楽しく配置されて、モーツァルトの「魔笛」のザラストロの理想郷を視覚化したようです。

プロビデンスの目の上の三人の童子がそれぞれ持っているのは「ハートと十字架と碇」
これはそのまま、ヴィクトリア女王の御しるしに使われています。

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ご紹介した物の中のガラスの色が「赤、白、青」の革命の色なのはもちろん偶然のことではありません。









by croa-antique | 2014-12-21 12:20 | 骨董全般 | Comments(1)

その間 3500年

コンコルド広場からシャンゼリゼ通りのクリスマス市を臨む。

流れた時間、生きて死んだ人々の集積がこの巨大な円と線につながっている気がします。


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by croa-antique | 2014-12-17 00:38 | 骨董全般 | Comments(0)

覗く愉しみ

いえいえ、断じて怪しい趣味ではなく・・・・

箱というものはとても素晴らしいものです。
上は乾隆帝の多宝塔から下はお弁当箱まで、なんでもむき出しの時よりも箱に収まるとより素敵に見えます。
そして何より閉まっている蓋を開ける時の一体何が入っているんだろうというドキドキ感!

テレビなどの通販にはまる人は、商品の魅力もさることながら、箱が届いてそれを開ける時のワクワクにはまってしまう人も多いようです。(気持ちすごくわかる!!)
どんなに素敵なプレゼントでも、「ほいっ!」と手渡しされるよりも箱に入れてリボンがかかっている方がきっと嬉しい。

ナルニア国への入り口は確か洋服ダンスの扉でした。洋服ダンスもいうならば大きな箱です。そしてパンドラの箱もまた。
中に入っているものを覆い隠し守ってくれる箱の魅力は尽きません。

アンティークのフランス製の紙箱は色がとても美しいです。

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大きい方は「山猫印の櫛」の箱。精悍な山猫と優雅な櫛の対比。
このブランド名を付けた人はすごくいいセンスをしていたと思います。
小さい方は待ち針型のピンブローチが入っていたと思います。

山猫印の箱にはあせた造花とシルクの繊細な織のリボン、そしてスミレのペーパーナイフを入れてみました。
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小さい方には、昔々のウェディングケーキのデコレーションと、身に着けると幸せになるというブルーの靴のチャームを一緒に。
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小さな小さなボンボン入れと、さらに小さな極小のボンボン入れ。
極小のほうはよく見つかります。人形のプレゼンテーションボックス用だったと思います。
手のひらサイズの方にはドルトンのウサギが入っていました。

って、自分が入れたんですが、何を入れたのか忘れていました。
久しぶりに開けてみると新鮮な驚きがあって二度嬉しい。^-^

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プラスターの飾りのついた朴訥な作りの木箱です。
裏を見るとハプスブルクの紋章が付いています。
1900年頃のもので、宮殿を訪れた人用のお土産だったのでしょうか。
中には何か入っていたのか?箱だけで売っていたのか?とても知りたい。

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こちらの箱は漆に似せたラッカー仕上げのペーパーマッシェです。
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この表のデザインにふさわしい中身をまだ思いつきません。
からのままです。
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中にモノの詰まった箱は中身が素敵に見えますが、空箱は箱自体の魅力が光ります。

そして最後におもちゃの世界の究極の箱といえば、なんといってもこれでしょう。


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窓からそっと中を覗くと。。。
ベッドで誰か寝ています。

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小さな双子ちゃんたちでした。
階下では子供たちをやっと寝かしつけたお母さんが暖炉の前に座ってほっと一人の時間を楽しんでいます。

このドールハウスは壁にもかけられるようになっています。
試しに目線の高さに置いてみたら、あれ?なんだかちょっとつまらない。
ドールハウスはなぜか、床や低いところに置いて上からそっと覗き込むようにして見るのが一番魅力的なように思えます。

椅子文化の欧米の子供たちもドールハウスは低い台や床に直接置いて楽しんだようで、そういうイラストがたくさん残っています。




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家の内装。

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あ、家の窓拭きしなくちゃ。
(ああ、現実に戻ってしまった・・)














by croa-antique | 2014-12-14 12:49 | 骨董全般 | Comments(0)