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過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
メールでのお問い合わせはネットショップの「お問い合わせ」よりどうぞお願いいたします。

定休日: 年数回を除いて基本的に無休ですが不定休を取らせていただくことがありますのでご遠方からお越しの際は事前にご連絡をくださいませ。
営業時間: 12時から18時半までの間は通常開いております。
ネットショップはこちらからどうぞご来店くださいませ。

http://croa.ocnk.net/


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偽物?本物?

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左のウサギの着ぐるみドールはかつて(20年前以上)探すのに本当に苦労したものです。そして見つかるとそこそこ高い値段でした。もちろん、サイズも顔もビスクの質感ももっと上質で細かく作られています。
うちでも10体扱ったかどうか、、、くらいのレアさでした。

だから、パリで上の子が籠にたくさん、安い値段で入って売られているのを見たときには本当に驚き、なによりまず偽物かどうかを疑いました。
同じものがある時期大量に出てきたらまず偽物を疑え、というのは骨董の鉄則です。
初めてパリで大量に見た時のウサギさんたちは、今の子のタイプよりもはるかにすべすべときめ細かな美しい陶質でした。時代的には今いる子たちより古い時代に作られているタイプだったと思います。
私も感動してたくさん持ち帰り、売りました。
いつの頃からか質は若干落ちてきて、陶器の質は粗く、ざらっとした感じ、、特に店先に出ているものは状態も悪くて到底買う気にはならないものだったので、業者さんに無理を言って、在庫からなるべく良い質のものを選んでもらってそれを仕入れています。
そして、その質のばらつきこそが、このウサギさんたちが新しいものではないことの何よりの証明と思っています。
新しいものの一番の特性は質にばらつきがない、均一さだからです。
ところで、これが今、アメリカ人が作り続けている偽物ではないのですか?というお問い合わせをお客様から頂きました。
その根拠は、どこかの業者さんがそう言ってきた、としか教えてもらえませんでしたが、どこのアメリカ人なのかもわからず、また古く見せる手法としては一定期間土に埋めるだけ、と無茶苦茶です。
何らかの処理を施さないでただ、10年20年土に埋めたくらいで陶土の質感は変わりません。100年埋めていたらわかりませんが、、、というか、古代ペルシャや中国、日本の何億もする超高額な骨董ではあるまいし、わざわざそんな悠長なことするか?という気もしますが、とにかく、土に埋めれば新しい陶土も古い陶土に化けるというのがただ一つの根拠のようでした。

私はこの仕事を始めて30年、何より目と自分の手の触感を信じてやっています。
というか、それしか頼るものはありません。
そしてこの仕事、永遠に偽物、そして見えないダメージの修復との闘いです。
うわっ!やっちゃったぜ!ということも何度もあります。
特に修復に関しては。。。

でも、新しい土と古い土の違いはわかります。当然ながら100パーセントではないですし、1870年~1950年くらいのヨーロッパのものに限定ですが。
色も材質もどんどんケミカルな要素が増えてくるのが感じ取れます。
そして第一義世界大戦前、第二次世界大戦前にはそれぞれに質の劣化が起こり、第二次世界大戦後になるとがらりと質感が変化します。

写真の右の子はちなみに新しい子です。陶器ですが陶器にあらず、、、
うまく言えませんが。。

古い時代の陶土自体を手に入れて昔ながらのやり方で焼成すれば今でも近い感じのものには焼きあがるんでしょうか、、、

お応えになったかどうか、わかりませんが、今の私が自分の経験の中から言えるのはこれだけです。
こちらの問題に関して、たとえば、そのアメリカ人の名前を知っているとか、より詳しい情報をお持ちの方がおられましたらぜひお教えくださいませ。


by croa-antique | 2019-02-20 11:41 | 骨董全般 | Comments(0)
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