過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
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クロア
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宿り木(ヤドリギ) vs  柊(ヒイラギ)聖と俗との幸福な戦い

今年もクリスマスが近づいてきました。
もうおうちにクリスマスツリーを飾っている方も多いかと思います。

クリスマスツリーと言えばモミの木ですが、他にもクリスマス時期の室内を飾る緑の植物として有名なのは宿り木と柊です。
でもこの二つのもの、実は性質が全く正反対なのです。

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ヤドリギはキリスト教以前の古い時代からヨーロッパでは特別な植物として信仰されてきました。
フランスでは宿り木を刈る為に使われた三日月形の鎌もよくアンティークマーケットに並びます。
これもまた土着的な神事に使用されたことから今でも蒐集の対象になっているようです。

宿り木は主に男女の愛の成就、そして子宝、安産にまつわる神木として信仰されていたようです。
そのため「宿り木の下では男性は女性に自由にキスをして良い」という古くからの決まりごとがあります。
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もしも宿り木の下でのキスを拒否した女性は翌年は結婚できないのだとか?!

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宿り木の下に女の子がいるだけのクリスマスカードですが、光にかざすと・・・・




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なんとお相手の男の子たちが浮かび上がります。^-^
1880年頃のイギリス製のクロモスカードです。

全くキリスト教と無関係な宿り木ですが、元々緑の少ない冬に室内を飾るために常設されていたことから、なんとなくクリスマスと関連づけられてしまったようです。

しかし、これを良く思わない教会関係者は宿り木の代わりにヒイラギを飾ることを推奨しました。
柊は日本でも節分の鬼退治に用いられますがヨーロッパでも古くから魔よけの意味合いがあったようです。

でも、こちらは色っぽいイメージは全くなくて、むしろそのトゲトゲした葉がキリストの茨の冠を連想させるし、赤い実はキリストの血の象徴にも見えたことから教会はヤドリギの代わりにヒイラギを推したのです。

ヨーロッパでクリスマスのお祝いが定着した19世紀は特にイギリスでは性的な表現に関しては大変に厳格であったことから、聖職者にとってはヤドリギをクリスマスのお祝いに使われるのはとても迷惑なことだったでしょう。


そしてその結果人々はどうしたかと言うと・・・・・・



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はい!
この通り、両方飾りました^0^
お祭りごとは多い方が楽しいし、特に若い人たちにとっては(中でもシャイな男性にとっては)宿り木を飾る習慣は絶対になくしてもらっては困ることだったでしょう。

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あなたはどっち派?^-^


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ヨーロッパでライスペーパーと呼ばれているまさに生春巻きの皮みたいな紙にシルクの光沢の染料で印刷されたクリスマスカード
1860年代 イギリス製
クリスマスのお祝いには十字架にヒイラギ
新年のお祝いには鳥に宿り木、とちゃんと使い分けがされています。

でもしばらくしたら。。。。。

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もう聖も俗もキリスト教も土着宗教もごっちゃごちゃの何でもあり状態に^0^

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ネコちゃんも宿り木の下で愛をはぐくんでいます。^-^






by croa-antique | 2015-11-22 17:54 | 民族文化 | Comments(0)
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