過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
メールでのお問い合わせはネットショップの「お問い合わせ」よりどうぞお願いいたします。

定休日: 年数回を除いて基本的に無休ですが不定休を取らせていただくことがありますのでご遠方からお越しの際は事前にご連絡をくださいませ。
営業時間: 12時から18時半までの間は通常開いております。
ネットショップはこちらからどうぞご来店くださいませ。

http://croa.ocnk.net/


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黒ネコ

なるべくたくさんの幸運が来ますように!と縁起を担ぐのはどこの国の人も同じです。

イギリスにもたくさんのラッキーアイテムがあります。

まず最初にご紹介するのは「黒猫」

エドガー・アラン・ポーの「黒猫」をはじめ、どちらかというと不吉なイメージを持たれがちな黒猫ですが特にアールデコの時代には身近に置いておくと幸運をもたらしてくれるものとして大活躍しました。

d0253172_1415483.jpg ロイヤルドルトン社製     その名も「ラッキー」       うちの店でも今までたくさんの方にお買い上げいただきました。
とっても人気者の彼。連れて行ってもらったおうちにラッキーをもたらしてくれているでしょうか。
















d0253172_1455421.jpg とぼけたお顔の小さな黒ネコのぬいぐるみ。第一次世界大戦に召集された兵隊さんが弾丸よけとして胸のポケットにこの黒ネコをしのばせていたそうです。
兵隊さんたちは、この平和なぽけ~っとしたネコの顔を見ることで、過酷な現実から少しは目をそらすことができたでしょうか。












d0253172_14171445.jpg 黒ネコブームは海を渡って、日本にもやってきます。手毬で遊ぶねこと招き猫のカップル。ネコらしい美しい曲線とちんまりした可愛らしさが同居している逸品です。











d0253172_14211329.jpg 最後にご紹介するのはユーモラスな形のペン拭きです。ペン先についたインクの汚れをネコの尻尾で拭きました。ねこさん、ちょっと迷惑そう?









ところで、どうして黒猫がイギリスでラッキーアイテムになったのか、はっきりとはわかりません。

ヨーロッパでは昔、黒猫は悪魔の使いとみなされて忌み嫌われ、時には残酷に殺されたりしました。
ベルギーの街、イーベルのネコ祭り(高い塔から生きたネコを投げ落す。今ではぬいぐるみに代わっています)は有名です。

そんな迷信から黒猫を守るために「黒猫を見ると縁起がいいんだよ。」と誰からともなく言い広めることによって、黒猫を守ろうとしたのではないかと私は推測しています。

# by croa-antique | 2011-08-01 14:37 | ラッキーアイテム | Comments(0)

過剰の花束

大学の卒論では芥川龍之介を取り上げたほど、昔から好きでしたが、どういうところが好きなのか、深く得心がいったのはこの4月のことです。

ある新聞に、関東大震災の直後の芥川龍之介の言葉が載っていました。

他の小説家たちが、「この大きな災害の前では文学や芸術など無力だ。」と嘆いたのに対して、芥川龍之介の言葉は以下のようなものでした。

「芸術は生活の過剰ださうである。成程さうも思はれぬことはない。

しかし人間を人間たらしめるものは常に生活の過剰である。

僕等は人間たる尊厳の為に生活の過剰を作らなければならぬ。

更に又巧にその過剰を大いなる花束に仕上げねばならぬ。」


震災から一か月もたたないうちに、こういう発言を発表するにはどれほどの勇気がいったことだろうと思いました。
他の作家のようにまっとうな、万人に受け入れられやすい言葉を書いた方がよほど楽だっただろうに。。。。


ちょうど同じ頃、フランスで「過剰の花束」を必死で作り上げようとしていた画家がいます。

徹底的に、きれいな女性とかわいい犬とネコと鳥ばかりを描いた人。

ルイ・イカール


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ただのきれいな女性の絵にしか見えませんが、タイトルは「手榴弾」(1917年作)
この絵で何を言いたかったのか、わかりにくすぎる!

とりわけ美しいものが好きだったイカールが26歳から30歳の間、兵士として戦地を転々とさせられて、いろんな醜いことやつらいこと苦しいことを嫌というほど経験したと思います。

でも、絵の中にはそういう汚いものをいっさい描くことなく、ただただふわふわと美しいものだけを描き続けたイカールです。


そんな彼も、世界が第二次大戦に向かおうとする頃、とうとう我慢できずに直接反戦を訴える絵を描いて出版しようとしますが、出版社はこれを拒否。絵を売ることもできなくなってしまい、イカールの画家としての生命は断たれます。

龍之介は自死。

1910年代から1930年代、二つの世界大戦に挟まれたアールデコと呼ばれる時代に「過剰の花束」を作り上げることはなんて難しいことだったんだろう。

ほんの少し前のようでいて、けっして手の届かないこの時代のものに対して、興味は尽きません。

# by croa-antique | 2011-07-30 16:26 | アールデコ | Comments(0)

ミルテの花

「ミルテの花」、と聞くと、クラシック音楽がお好きな方はシューマンの歌曲を思い浮かべるかもしれません。

シューマンが結婚前夜に「献呈」という美しい曲とともに、ミルテの花を一輪添えてクララに贈ったと言われています。

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ヨーロッパでは、花嫁のブーケや髪飾りによく使われるミルテの花。











こちらは造花で作られたおかげで150年たった今も、当時のまま結婚式の晴れがましさを漂わせてくれています。

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ドイツのオークションで購入。
輸送中にガラスを割ってしまいました。(泣)

ミルテの花の部分
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花嫁花婿の名前と1864年という日付が読み取れます。
結婚式を挙げた二人はとうに亡くなってしまったけれど、造花のブーケの中に今でもまだ生きているようです。

# by croa-antique | 2011-07-28 12:05 | 音楽 | Comments(0)

ぬくもりを

これは今まで見てきた中で一番印象に残っているテディベアです。

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今から約100年前、第一次世界大戦中にイギリスで作られた、子ども用の毒ガスマスクとその入れ物に施されたテディベア。

その昔、イギリスのオークションで見たものです。
欲しいなと思いましたが、ものすごく高い値段になってしまい無理でした。

突然の不幸の前にあって出来ることは本当に少ないです。

昨日新聞で、被災地の避難所の子どもたちにぬいぐるみが配られている光景を見ました。

ぬいぐるみで身体が暖かくなるわけではないけれど、心は温められると思って嬉しくなりました。

なるべくたくさんの温もりを感じられる世の中でありますように!
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# by croa-antique | 2011-03-31 11:39 | 子供文化 | Comments(0)