過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
メールでのお問い合わせはネットショップの「お問い合わせ」よりどうぞお願いいたします。

定休日: 年数回を除いて基本的に無休ですが不定休を取らせていただくことがありますのでご遠方からお越しの際は事前にご連絡をくださいませ。
営業時間: 12時から18時半までの間は通常開いております。
ネットショップはこちらからどうぞご来店くださいませ。

http://croa.ocnk.net/


画像をたくさん載せています。どんどん更新中~
インスタグラムはこちらです。

https://instagram.com/antiquecroa32/

にほんブログ村 雑貨ブログ アンティーク雑貨へ
にほんブログ村

ランキングに参加しています。


外部リンク
カテゴリ
子供文化
音楽
アールデコ
ラッキーアイテム
植物文様
キャラクターもの
紙もの
民族文化
動物文様
ヴィクトリアン
店情報
骨董全般
布製品
アールヌーボー
プライベート
日本製のカワイモノ
最新の記事
後期OM(オープンマウス)ノ..
at 2017-06-11 12:25
インサイズド テートジュモー..
at 2017-06-10 13:42
テートジュモー レッドスタン..
at 2017-06-09 13:52
ジュモーのヘッドマーク イン..
at 2017-06-08 14:20
5月のフランス買い付けに関し..
at 2017-05-01 12:16
イギリスに買い付けに行ってま..
at 2017-03-26 23:17
3月2日から3月8日までフラ..
at 2017-03-01 11:30
フランス買い付けに行ってきます。
at 2016-11-02 11:19
買い付けに伴う店舗営業変更の..
at 2016-09-19 10:47
9月7日にご来店日変更につい..
at 2016-09-07 18:44
以前の記事
2017年 06月
2017年 05月
2017年 03月
2016年 11月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 03月
ブログパーツ


<   2015年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧

デコパージュ? コラージュ?

今回のパリの買い付けで一つとても衝撃的な出会いがありました。
見つけたのは11月8日のクリニャンクール。
その5日後にパリの同時多発テロが起こり週末の蚤の市は全て閉鎖されたことを考えると余計にその出会いが不思議なことに感じられます。

場所はクリニャンクールの中でも大きなアンティーク家具やナポレオン3世様式以前の豪華な調度品ばかりを扱う高級ショップが並ぶ一隅で、普段は行かない場所でしたが、その時はなんとなくふらふらと迷い込んでいったのでした。

d0253172_12532029.jpg
この奥にそれはバラバラの状態で放り出すように置いてありました。

見たときに、これを作ったのは前世の自分ではないかと思いました。^0^
そのくらい趣味がドンピシャだったのです。

d0253172_12464016.jpg
これです。
大きな4面のスクリーン。

1枚の絵に見えますが、これは19世紀に発明されたクロモリトグラフ(多色石版印刷)という、世界で初めて大量にカラー印刷を可能にした手法によって印刷されたイラストを集めて自分の好みの部分を切り抜いて組み合わせ貼って、最後に膠でコーティングをしたものです。

クロモリトグラフと現代のオフセット印刷の一番の大きな違いは、今の印刷は全ての色を赤、青、黄、黒の4つの色だけで印刷しますが、クロモリトグラフは目に見えている全ての色を何十種類も顔料を乗せていくことによって表現します。

クロモリトグラフ以前には、印刷物に色をつけるには手彩色と木版画以外にはありませんでした。手彩色は大変に手間のかかることですし、手間を考えると色数も限られてしまいます。
木版画もやはり色数は限られますし、鮮やかな色を出したり、細かい仕事は出来ませんでした。
しかし、クロモリトグラフによって細かい表現も鮮やかな色も可能になり、しかも大量に作ることが出来たので、その時代になって初めて多くの人は鮮やかなカラー印刷の世界を知ることになったのです。
たくさんの人がクロモスに魅了されたのもうなづけます。

このスクリーンには木版画も多く使われていますが、クロモスも混じっていて、1870年代、クロモスの出回り始めた時代のものであることがわかります。
d0253172_12525518.jpg
作ったのはとても動物の好きな人だったのでしょう。
犬のお手入れをしている少女は木版、回りの犬たちはクロモスです。発色の違いがよくわかります。

d0253172_12522366.jpg
手紙をあげようとしているのは鳥に?小さな人たちに?
d0253172_12515211.jpg
犬とともに囲む食卓。
両端の男女は同じ絵ではなく別々の絵から切り抜かれて組み合わされています。
d0253172_12511458.jpg
リアルな赤ずきんちゃんと巨大なアザミ
d0253172_12504091.jpg
永遠の子供時代
d0253172_12481070.jpg
冬の朝
d0253172_12471633.jpg
氷の世界

d0253172_12495604.jpg
裏面は水のイメージです。
巨大な白鳥のいる水辺の風景

d0253172_12491798.jpg
このように自分の思うがままの世界を簡単に表現できるのが素晴らしいです。
スクリーンだけでなくスクラップアルバムと呼ばれるアルバムにたくさんのカードやクロモスを貼って楽しむことも盛んでした。

どのアルバムも作った人の趣味や性格が反映されていて見ていて飽きることがありません。

d0253172_18280524.jpg
何が何でも空間を埋め尽くしたい人

d0253172_18294155.jpg
きっちり1ページに2枚ずつ、いつ誰からもらったかもちゃんと記録して。。。
きまじめ几帳面な人

d0253172_18283980.jpg
この人の中にはきっと1ページごとに物語があったのだろうなあと思わせる人

d0253172_18291323.jpg
モノクロの印刷物を混ぜるとシックなイメージになります。
1870年代以前や1880年代初期の古いアルバムに多いです。

d0253172_18301293.jpg
これを作ったのは特別な才能がある人です。手描きの線がとても美しく配置も趣向が凝らされています。真ん中の円は紙がくりぬかれていて、下に置く絵によって雰囲気が全く変わるようになっています。

d0253172_18304603.jpg
同じ人が作った別のページ
男性だったのかもしれませんね。。。

d0253172_18311383.jpg
美しい筆致の文章や手描きの絵とイラストとの組み合わせも1870年代以前の古いものに多いです。

昔の人の字は本当に美しいですね。。。。

さてさて、このように既存のイラストを切り抜いて好きなように配置して作る作品のことをコラージュと呼んだりデコパージュと呼んだりします。

コラージュとデコパージュの違いって何だろう。。。とちょっと調べてみたらとても面白かったです。

デコパージュとはフランス語の DECOUPER(切り抜く)という言葉が元になっていて、つまりは「紙を切り取る」ということ。

対してコラージュはやはりフランス語の COLLER(糊で貼る)という言葉が元になっていて、「何かを貼っていく」ということ。

d0253172_12535024.jpg
このネコちゃんたちのうち、男の子がやっているのがデコパージュで女の子がやっているのがコラージュです。

コラージュを作るには材料は紙とは限らず要はそこらへんにあるものなんでも貼っていけばコラージュですが、デコパージュの場合は紙(布も?)に制限されます。
「切る」という作業に重きが置かれるんですね。
そしてあくまでも平面で展開されるのがデコパージュで、コラージュは立体でもなんでもありという感じでしょうか。

今ではデコパージュは装飾の分野で主に使われ、コラージュというとちょっと高尚なゲージュツ^-^の分野というすみ分けもあるようです。

私はコラージュは全然持っていません。
なんでだろうと考えてみたら、19世紀にはコラージュと言うものは存在しないんですね。戦後でしょうか、比較的新しい手法のように思います。素材としてアンティークが使われていたとしても最近の人の趣味嗜好が入ってくると私には興味がなくなるようです^-^


唯一惹かれて買ったコラージュ

d0253172_18541768.jpg
アンティークのプリントに髪の毛やコード、リボンなどがあしらわれています。
この人の感覚は好きだな。♪

カラーであることが当たり前の今ですが、19世紀の色は特別です。
機会がありましたらぜひ小さなアンティークのカード一枚を手に取って、19世紀の色を実感していただけるととても嬉しいです。























by croa-antique | 2015-11-26 13:20 | 紙もの | Comments(0)

宿り木(ヤドリギ) vs  柊(ヒイラギ)聖と俗との幸福な戦い

今年もクリスマスが近づいてきました。
もうおうちにクリスマスツリーを飾っている方も多いかと思います。

クリスマスツリーと言えばモミの木ですが、他にもクリスマス時期の室内を飾る緑の植物として有名なのは宿り木と柊です。
でもこの二つのもの、実は性質が全く正反対なのです。

d0253172_18235182.jpg


ヤドリギはキリスト教以前の古い時代からヨーロッパでは特別な植物として信仰されてきました。
フランスでは宿り木を刈る為に使われた三日月形の鎌もよくアンティークマーケットに並びます。
これもまた土着的な神事に使用されたことから今でも蒐集の対象になっているようです。

宿り木は主に男女の愛の成就、そして子宝、安産にまつわる神木として信仰されていたようです。
そのため「宿り木の下では男性は女性に自由にキスをして良い」という古くからの決まりごとがあります。
d0253172_16495712.jpg

もしも宿り木の下でのキスを拒否した女性は翌年は結婚できないのだとか?!

d0253172_16474006.jpg
宿り木の下に女の子がいるだけのクリスマスカードですが、光にかざすと・・・・




d0253172_16503772.jpg
なんとお相手の男の子たちが浮かび上がります。^-^
1880年頃のイギリス製のクロモスカードです。

全くキリスト教と無関係な宿り木ですが、元々緑の少ない冬に室内を飾るために常設されていたことから、なんとなくクリスマスと関連づけられてしまったようです。

しかし、これを良く思わない教会関係者は宿り木の代わりにヒイラギを飾ることを推奨しました。
柊は日本でも節分の鬼退治に用いられますがヨーロッパでも古くから魔よけの意味合いがあったようです。

でも、こちらは色っぽいイメージは全くなくて、むしろそのトゲトゲした葉がキリストの茨の冠を連想させるし、赤い実はキリストの血の象徴にも見えたことから教会はヤドリギの代わりにヒイラギを推したのです。

ヨーロッパでクリスマスのお祝いが定着した19世紀は特にイギリスでは性的な表現に関しては大変に厳格であったことから、聖職者にとってはヤドリギをクリスマスのお祝いに使われるのはとても迷惑なことだったでしょう。


そしてその結果人々はどうしたかと言うと・・・・・・



d0253172_16464677.jpg
はい!
この通り、両方飾りました^0^
お祭りごとは多い方が楽しいし、特に若い人たちにとっては(中でもシャイな男性にとっては)宿り木を飾る習慣は絶対になくしてもらっては困ることだったでしょう。

d0253172_16492630.jpg
あなたはどっち派?^-^


d0253172_16481985.jpg
ヨーロッパでライスペーパーと呼ばれているまさに生春巻きの皮みたいな紙にシルクの光沢の染料で印刷されたクリスマスカード
1860年代 イギリス製
クリスマスのお祝いには十字架にヒイラギ
新年のお祝いには鳥に宿り木、とちゃんと使い分けがされています。

でもしばらくしたら。。。。。

d0253172_16484710.jpg
もう聖も俗もキリスト教も土着宗教もごっちゃごちゃの何でもあり状態に^0^

d0253172_16514643.jpg
ネコちゃんも宿り木の下で愛をはぐくんでいます。^-^






by croa-antique | 2015-11-22 17:54 | 民族文化 | Comments(0)

買い付けから帰ってまいりました

黒崎♀本日フランスから帰ってまいりました。
フランスでの様子はインスタグラムでご覧いただいていると思いますが、ネット環境によってはインスタグラムをご覧になれない方もいらっしゃるようですのでほんの少しですがこちらにも画像を置いておきます。

まずはお約束♪
ラファイエットギャラリーのクリスマスツリー
d0253172_00305228.jpg
例年凝りすぎてクリスマスだか何だかわからないツリーですが今回はシンプルでした。^-^

d0253172_00320606.jpg
去年はシャンゼリゼで結婚式を挙げたばかりのカップルに遭遇しました。♪
今年もまた!!
小雨のモンマルトルです。
控え目なドレスですがチュールを重ねたスカートとお揃いのパールピンクのハイヒールがとてもお洒落です。

d0253172_00312108.jpg
モンマルトルから見たエッフェル塔
夜景も見たいな~~

そして今回もまた飛び切り可愛いテートジュモーを連れて帰って来ました。
d0253172_00323867.jpg
なんて自然な表情なんでしょう~
この顔のタイプを見て、ジュモーに詳しい方なら何号かたぶんお分かりだと思います。



7号さんです~~
この繊細かつ豪華に愛らしい、そして少し寂しげな表情は7号に特有の表情で他の号で見たことがありません。
モールドの大きさとアイホールの対比に大いに関係があると思います。

d0253172_00340317.jpg


ちびちゃんではオリジナルの初聖体の衣装をまとったユニフランスのミニョネット。
この子との出会いも嬉しかったです。
d0253172_00343930.jpg
この2体は近日中にネットショップにアップいたします♪

さてさて、他にもたくさんの可愛いものと出会えた買い付けの日々でした。
いつも買うのは一生懸命買うのですが、それで仕事が終わった気になって買ったものを中には数年ほったらかし。。。。というのが悪い癖ですので、今回は心を入れ替えて
とりあえずごっそり店の方に早い目にもっていってしまおうと思っております。

その第一弾としてあさって金曜日には手持ちで持ってきたプチプライスの小さなモノと布、レース物をたくさん持っていきますのでどうぞ見にいらしてくださると嬉しいです^-^

13時頃には形になっている・・・・・予定です。
d0253172_00351248.jpg
こんな感じに一人蚤の市ぽく並べたいです。^-^
ネットの方は相変わらずスローペースになってしまいますが頑張ってアップしてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。


by croa-antique | 2015-11-12 00:51 | 店情報 | Comments(0)

買い付けに行ってきます

黒崎♂がイギリスから帰ったばかりでその時の商品が徐々に店に並び始めておりますが、11月4日から11月11日まで今度はフランスに黒崎♀が買い付けにまいります。
その間ネットによるお問い合わせには一切ご対応できませんのでどうぞご了承くださいませ。m(__)m
ネットショップでカートに入れてのご注文はできますが、発送は帰国後となります。
例年の秋の買い付けより少し時期が早いので町がまだクリスマスモードに飾られていないのが少し残念ですが、本格的な冬を前にした物悲しいこの時期に秋の風の中で心にどんなアンティークが突き刺さってくるだろうかと思うととても楽しみです。

パリでの様子はインスタグラムを通して少しご紹介できると思いますのでどうぞご覧になってくださいませ。m(__)m

よろしくお願いいたします。

d0253172_17594976.jpg

by croa-antique | 2015-11-02 18:13 | 店情報 | Comments(0)