過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
メールでのお問い合わせはネットショップの「お問い合わせ」よりどうぞお願いいたします。

定休日: 年数回を除いて基本的に無休ですが不定休を取らせていただくことがありますのでご遠方からお越しの際は事前にご連絡をくださいませ。
営業時間: 12時から18時半までの間は通常開いております。
ネットショップはこちらからどうぞご来店くださいませ。

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100年ひとまたぎ

19世紀中期から末期までの女性のドレスのシルエットを見てきましたが、20世紀に入ってしまうと、様々な流行はありますが特に現代と比べて革新的なものは見当たりません。
ドレスに限らず「モノ」のデザインの頂点は1930年頃までにすべて完成されてしまって、それ以後はその時代を超えるものを生み出すことはなかなか難しいことのように感じます。

(だからこそ、「アンティーク」というものは永遠の命を持っているのだと感じます。)

ルイヴィトンのモノグラムラインもキムラヤのアンパンも19世紀にはとっくに生まれているし、カルティエのトノーやサントス、少し遅れてロレックスのオイスターやシャネルのスーツ、今でもヴァリエーションの違いこそあれ全く変化がありません。

各ブランドが自社の歴史を大事にしているとみることもできますが、100年前のデザインを超える魅力のあるものを生み出すことが出来ない、ととらえることもできます。

1910年代のパテック・フィリップの腕時計です。
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全ての時計の形が真ん丸だった100年前にしてこの斬新,前衛。
サルバドール・ダリの歪んだ時計よりも20年も前の商品です。

少し前、フランク・ミューラーが似たようなデザインの腕時計を発表した当時、それを斬新なデザインと感じていた時計好きの男性たちは、この時計を見て皆さん一様に驚かれました。


ちょうど100年前の婦人雑誌です。
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表紙はキューピーちゃん
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裏はケロッグのコーンフレークの宣伝。

雑誌の内容よりも広告のほうにむしろ時代を感じます。
ウェルチのジュース、キャンベルの缶入りスープ、ナビスコのビスケット、リステリンの歯磨き、などなど。
今の雑誌の広告と何ら変わりません。

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リプトンのアイスティーを楽しむ人たち。
左はストッキングの宣伝です。

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テニス後の日焼けした首のケアにワセリンを塗る女性。
左の洗濯機のような形のものは自動食洗器です。
あの棒を上下することで中で食器が洗えるという仕掛けのようですが上手く洗えたでしょうか??
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左上の蛇口にホースをつけて先端にブラシのついた仕掛けは「手を濡らさないで食器が洗えます!!」というもの。
上の大掛かりな食洗器が15ドルなのに対して、こちらの簡易版は3ドルです。
使い勝手は15ドルの商品以上に????マークがたくさんつきますが、冷蔵庫はとっくに実用化されていた当時、食洗器は当時の女性待望の商品だったようです。

その下には軽さが売りの掃除機を片手で軽々掲げてアピールする女性。

右は「牛乳を入れて混ぜるだけであっという間に出来上がるデザート」
今でも同じものがあります。

考えてみれば自分ももう100年の半分以上はこの世に存在しているわけで、それを考えると100年というのは本当に一瞬のことなのだなあとつくづくと感じます。




by croa-antique | 2014-07-28 12:13 | 骨董全般 | Comments(0)

袖山革命

ドレスの話題に戻ります。

前回の記事のアルバムの女性たちの服をよく見てみると袖山に劇的な変化が起こりつつあるのがわかります。

1枚目の恰幅のいいおばちゃんたちと、2枚目のお母さんの服の袖山にはギャザーが入っておらず、肩との境目がなだらかです。

ところが3枚目の若い女性たちの袖山を見ると、右のパラソルを持った女性の袖山はギャザーが入って肩よりも少し高く持ち上がり、他の二人の袖山にはなんだか1960年代のSF映画の女性が着てるみたいなへんてこな飾りによって、やはり肩よりも高く見えます。

袖山革命(と一人勝手に名付けている)の始まりです。
それまでも体にぴったりした袖以外にも膨らんだ袖はありました。
その一例です。
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あくまでも肩から腕にかけてのラインはなだらかで三角形のシルエットを壊すことはありませんでした。
でも、流行とは恐ろしいもので・・・・

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初老の上品で理知的なおばさまもウエディングドレスも若い母親もみ~~んな四角形ラインを越えて逆三角形ラインと言えるほどに膨らんでいます。
スカートがしぼんだ分、どこかでふんわりした女性らしい部分が欲しくなったのか、あるいは古い女性のイメージをぶち壊して新しい女性像を築き上げたかったのか、、、両方の側面があるように思います。

(この流行を見るとどうしてもバブルの頃の分厚い肩パッドを思い出してしまいます。女らしさというよりもむしろ虚勢を張って肩いからして歩いている・・・みたいな^-^)

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1898年の雑誌のイラストより
子供部屋で寝ている子供に音楽を聞かせてあげているお母さん。

ふくらんだ袖、といえば何といっても「赤毛のアン」です。
最新流行のふんわりしたドレスを着た少女たちの中で自分一人だけ、昔気質のおばさんたちにオールドスタイルな体や腕にぴったり貼りついて痩せこけた体のラインを隠すことが出来ない服を着せられたアン。
思春期の少女にとってどんなにつらいことだったか簡単に想像できます。

アンが着せられていたであろうドレス
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この方は女性として美しいシルエットをしているので全然大丈夫ですが。
ほんの10年で劇的に変わったものです。

19世紀末期、流行の最先端を行っていたものすごくおしゃれな女性。
顔つきももうビクトリアンを脱して現代女性のそれと同じです。
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彼女の右手首にご注目ください。
これはもしかして腕時計ではないでしょうか。
腕時計が出回り始めたのがちょうどこの頃です。

真ん丸の懐中時計に細いチェーンをつけたような腕時計がこの頃から1910年代にかけての主流でした。

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1912年製ロレックス

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1913年製ティファニー

現代の値段の高い時計のようにたくさんのダイヤが使われているわけではありませんがとても気品があって美しいデザインです。
どちらも100年以上たっていますが、今でもちゃんと使えます。

またまた脱線しましたが、次回で一応最終回です。^-^







by croa-antique | 2014-07-23 11:19 | ヴィクトリアン | Comments(0)

目の威力

ずっとドレスの話題を続けていましたが、今日はちょっと間奏曲を・・・・


アンティークビスクドールの複製品が今も昔もいろいろ作られているのは知っていましたが自分が手を出すことはないだろうなあと思っていました。(過去形)

生まれて初めてリプロダクションを買ってしまいました。
原因はこの眼です。
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ブリュジュンはじめ最もグレードの高いドールに使用されていたであろうアンティークの目です。

この色を何に例えればいいでしょうか。
頭の中に勝手に「上質なコニャックのような」という言葉が浮かびますが、正直上質なコニャックを見たことがない・・
自分の知っている中で一番近いのは濃い蜂蜜の色です。

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この目を見ていると、人形にとって目はワインで、ビスクヘッドはグラスなのかも。。とそんなことを感じてしまいます。
魅入られます。

でも、顔もとても薄く繊細に出来ています。
角度と光によって笑っているようにも怒っているようにもほんわか幼くも鋭く強くも見えます。
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ビスクの腕もとてもきれいで気を付けて見ないと本物と間違えてしまいそうです。
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この子にふさわしいアンティークのウィッグとドレスを整えて、またあらためてネットショップのほうでご紹介いたします。

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by croa-antique | 2014-07-20 12:57 | 子供文化 | Comments(0)

三角形から長方形へ

おそらく1890年前後の「オリンピア」と名付けられた写真アルバムです。
当時流行したアウトドアのスポーツのいろいろがイラストで描かれています。
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テニスウェアに身を包んだ男と女。
男も女もスカートとズボンの差だけで、シルエットはほとんど同じ長方形です。

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そりすべりを楽しむ男女も遠くから後姿を見たらほとんど見分けがつかないでしょう。

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男女ペアになってテニスをする女性のスカートの裾からは靴が見えています。革命的なことだったと思います。
写真の女性もわざと見せつけるかのように石の上に足を乗せて靴を見せています。

ウエストも不自然な締め付けはなくとても楽そうでひとごとながらほっと息がつけます。

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こちらのお母さんの上半身も前回の記事の女性のようにきっちり人工的に整えられてはいません。
背筋をピッと伸ばして優雅なドレスのラインに体を無理やりに合わせてしわひとつ寄せずに着こなしていた10年前の女性の体のラインと比べるととても楽そうです。
表情も余裕が感じられます。

昔、娘が子供のころ、ピアノのお稽古をしていて、ベートーヴェンのソナタだったか練習している時に「音符がいっぱいあって弾きにくい章に限ってグラチオーソ(優雅に)って指定してるんだよね。。」とつぶやいていたのをなるほどねえと思いながら聞いたのを覚えています。

全く優雅でいることはやせ我慢と不断の努力と苦行の賜物!
優雅とは程遠い格好で(とても人様にはお見せできません)パソコンの前にいる私は古今東西の王侯貴族の方々のご苦労を偲びます。
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アーチェリーを楽しむ女性たちも写真の若い女性たちも押しつけの女らしさなんてまっぴらごめんとでも言いたげなとても凛々しい感じがします。

この時代からそろそろ女性参政権運動なども盛んになり始めました。
男と同じ人間でありたいという女性の思いが、三角形のシルエットを捨て、長方形のシルエットへの指向に結び付いたんだと思います。

とはいえ、女性に参政権が認められたのは一番早いアメリカやイギリスで1920年代。日本やフランスはじめヨーロッパの多くの国では戦後の1945年以降。
スイスに至っては、一部のイスラム圏の国より遅い1970年(マジか!!)とまだまだ遠い道のりではありました。

まだまだ続く。。。。


**おまけの画像**

1890年頃はヨーロッパにジャポニズムの旋風が吹き荒れた時でもありました。
まるで オリエンタル ブリュ ジュン のような少女の写真です。

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by croa-antique | 2014-07-15 11:21 | ヴィクトリアン | Comments(0)

バッスル全盛期

はっきりした年はわかりませんが1880年前後のものだと思います。

ファッション雑誌からの切り抜きです。

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腰を膨らませたバッスルスタイルの数々です。
斬新にして奇抜、過剰なデザインのドレスはこうやって絵で見る限りとても優雅で女性らしくて素敵に見えます。

でも、実際に身につけてみると。。。
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完全にコルセットできつく整えられたウエストに異様に盛り上がった腰のライン。
とても苦しそうですし、動くことも簡単ではなさそうです。

実際、この時代の貴族の女性は日常の中ですぐに気絶したそうです。
むしろ、気絶することが「女性らしさ」とみなされて、ちょっとしたことで簡単に気絶する、ということが素晴らしい女性の一つの条件ともされました。

また、それを逆手にとって、好きな男性の前で気絶するふりをしてみせて、その男性の気をひくという恋の駆け引きもあったようです。

そんな習慣の中で生み出されたものに「ヴィネグレット」と呼ばれる小さな香水瓶のようなものがあります。

また脱線になってしまいますので今日は中でも極上の物を一つご紹介します。

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中には良い匂いの香水ではなく、アンモニアなど気付け薬を入れました。
女主人が気絶した時、すかさずお付きの女中がこれを嗅がせて正気に戻すという筋書きです。

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銀製の蓋にはパンジーのレリーフ

蓋を開けると。。。。



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内蓋は薔薇。。。

なんとも女らしいデザインで素敵です。。。

素敵ではありますが、こんな不自然なこと、もううんざり!!!と女性たちが思うのに時間はかかりませんでした。

そしてあっという間にバッスルのスカートは細くすぼんできて。。。。


以下次回に続きます。

by croa-antique | 2014-07-13 12:42 | ヴィクトリアン | Comments(0)

バッスル前夜

前回に引き続きドレスの話題を続けます。
1860年頃から20世紀初頭にかけての女性のドレスのシルエットの変遷はとても面白いです。


1冊のアルバムがあります。
小さいですが、革貼りに真鍮の金具で厚く金が塗られた重厚感のあるアルバムです。
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ここには1865年から1870年にかけての一家族の写真が収められています。

2着の喪服。

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数年の違いですが、左のスカートはバルーンのように前も横も後ろも同じように丸く膨らんでいるのに対して、右は前や横のふくらみは抑えられ、後ろのみスマートに膨らませています。
イギリスにおいてバッスル時代に移行しはじめたのが1865年頃というのがわかります。

お年を召した真ん丸なおばあちゃまたち(いえいえ、体型ではなくあくまでドレスのシルエットの話^-^)
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それに対して若いお嬢さんは若干スレンダーなシルエットです。
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正三角形から縦長の直角三角形への移行への萌芽がみられます。

きっと年取ったおばちゃまたちは若い娘のスカートを見て「まあ、なんてはしたない!!足やヒップの形が見えてしまうじゃないの!!」と怒り、若い娘は老婦人たちのオールドファッションスタイルを見て「太って見えてみっともないわ。私は絶対にあんな風に見られたくない!」と内心考えていたのではないでしょうか。


まさにこの時代は過渡期と言えると思います。

若いお母さんもスマートなバッスルスタイルです。お揃いに誂えられたお子さんのドレスもすごく可愛いです。

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たった2歳にしてきりっとした表情の美しい女の子。


女の子??


いえいえ、女の子でないことは、このブログをずっと読んでくださっている方にはもうおわかりと思います。^-^

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年子の兄弟。

数年後にはこうなりました。

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最後におまけでこちらもある意味過渡期の面白い写真を。。。

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弟ちゃんのほうです。
もう髪型は男の子仕様なのに(普段はもう男の子の服を着て生活していることを物語っています)まだ女の子のドレスを着せられて、しかも花籠まで持たされてへの字口で思いっきり不機嫌な顔で写っています。

「なんで男の僕がこんな恰好させられないといけないんだよ!!来年には絶対に女の子のドレスなんか着てやらないからな!!」
という彼の心の叫びが写真から聞こえるようです。

きっとお母さん、女の子が欲しくて仕方なかったんでしょうね。^-^


脱線しました。
次回に続きます。




by croa-antique | 2014-07-08 23:41 | ヴィクトリアン | Comments(0)

三角形になりたかった人たち

ヴィクトリアン時代の女性にとって、自分の好みの印刷物を雑誌などから切り抜いてスクラップアルバムに貼り付けていくことは日々の楽しみの一つだったようです。
たくさんのスクラップブックが残されていて、それぞれ作った人のセンスとか性格とか趣味が如実に表れていて見ていてとても楽しいものです。

いつ頃からそういう趣味が始まったのかはっきりとはわかりませんが、今手元にあるものの中で最も古い物には1826年のサインが入っています。ヴィクトリアンではなくジョージアンですね。

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昔の人の視力の良さは今のアフリカの人並みでしょうか。
線が細かすぎて肉眼でその美しさを味わうことは不可能です。

ページの右下の部分を10倍に拡大してみました。
線がやっとはっきりとわかります。
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細かさの次元が違いすぎて同じ人間の仕事とは思えません。



こちらはヴィクトリアン中期1861年のものです。
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美しいモアレと裂織りをプリントで表現した布貼りの表紙

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ヴィクトリアン後期に比べて色数は少ないですがそこが味わいになっています。
とてもセンスの良い作り手さんです。

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当時の流行のファッションスタイル。形は限りなく正三角形です。
19世紀初期は18世紀のゴージャスな膨らんだスカートの反動ですらっとしたエンパイヤースタイルが流行して、まただんだんスカートはふくらんでいって、この1860年頃を頂点として19世紀後半になるにつれて今度はスカートのふくらみはどんどん少なくなっていって、20世紀にはまたスレンダーなシルエットに戻ります。

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子供服も同様の三角形シルエット。
どっしりと安定した形が時代の落ち着きや豊かさを感じさせてくれます。



by croa-antique | 2014-07-05 14:11 | ヴィクトリアン | Comments(0)

サマーセールのお知らせ

今年も恒例のサマーセールを行います。

ネットショップに掲載している商品に関しましては7月3日から7月15日まで。
実店舗のほうは7月5日から7月21日まで全ての商品を対象にセール価格でお出しいたします。

価格に関しましては大変お手数をおかけいたしますが、個々にお問い合わせくださいませ。m(__)m

これを機会に皆様にとってかけがえのない品物を手にしていただけましたらとても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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相変わらずカオスな店内。
こんなごちゃごちゃの中からでも、お客様と商品の目と目が(?)合って、
「これこれ!これをずっと探していたんだ!!」という場面に遭遇することが
時折あります。
まさに「出会ってしまった!!」という感じです。

そんな時は人とモノの引き合う力の大きさを思い知ります。

そして、そんな場面に立ち会いたいために骨董屋は何年も何十年も常に変わり映えのしない商品を店に並べてじっと静かに時を過ごしている。そんな仕事のような気がしています。

以前、箱の中にしまっていて外からは全く見えないのに、
「その箱の中には○○が入っているのではありませんか?」とドンピシャ言い当てられたお客様がいらっしゃいました。

強く何かを探しているときには人間は透視能力も発揮できるようです。^0^


今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。m(__)m



by croa-antique | 2014-07-02 00:09 | 店情報 | Comments(0)