過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
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定休日: 年数回を除いて基本的に無休ですが不定休を取らせていただくことがありますのでご遠方からお越しの際は事前にご連絡をくださいませ。
営業時間: 12時から18時半までの間は通常開いております。
ネットショップはこちらからどうぞご来店くださいませ。

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オ人形モ仲間ニ入リ

1900年から1930年頃、ヨーロッパでは人形を抱く少女のポストカードが大量に作られました。
同じ頃の日本ではそういうタイプのポストカードは作っているだろうか。。。と考え込むほどお目にかかりません。

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イラストではいろいろあります。
左は驚きのゴーリーさん。こんな時代から日本に入っていたんですね。
右は戦前の世相を反映して少し複雑。。。。

そんな中、商用のカードではなくプライベートな写真ですが、とても可愛らしい写真を見つけました。

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右の子は文化人形、左の子は市松さんをとても大事そうに抱えています。
左の写真にはお父さんでしょうか、家族の方の字で「オ人形モ仲間ニ入リ」と書かれています。
戦前にこんな写真を写真館で撮れたのはとても良いおうちだったのでしょう。

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お人形を抱いたお人形いろいろ。
大きなセルロイドの人形は手に抱えきれないほどの人形を抱いた欲張りさん。^-^
珍品です。





by croa-antique | 2014-05-30 14:12 | 子供文化 | Comments(0)

ツバメの季節

今年もまた駅にツバメがやってきて巣作りを始めました。
梅雨をまたいで長い間、朝に夕に人の頭をかすめて飛ぶ爽快な姿を毎日楽しませてもらっています。

店の新着商品の中にも燕を描いた19世紀の扇があります。
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変な動物大集合♪ みたいな写真になってしまいました。
うちの店内の様子を非常によく表しています。^-^

燕の文様は絵にはとてもたくさん描かれるのですが、立体的なオブジェとなるとなかなか見つかりません。
飛ぶ姿の美しさを置物で表すというのはとても難しいことだからだと思います。

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こちらはシュタイフのポンポンタイプのぬいぐるみ。
細~い糸で吊って飛ぶ姿をうまく表現しています。
さすがシュタイフ!!

でも、実はこれ、ツバメだと思って買ったのですが、あとで調べてみたら「カモメ」だったというオチ TT

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珍品に属すると思います。巣にとまるツバメのミニチュア ビエナブロンズ。

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ビクトリアンの定番デザインのアクセサリー。
燕は、鳩と並んで愛の使者のシンボルです。
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ビクトリアン中期の重々しいロケットペンダント。
朝日とともに飛ぶツバメのデザインは明らかに日本の影響が見られます。

<おまけ>
you tube で見つけた可愛いツバメと雀の動画です♪
(最初にCMが流れます)
https://www.youtube.com/watch?v=CaQifAxwqlI&list=FL4u77sOw1tt0plesiLWDI_w&index=14 









by croa-antique | 2014-05-25 12:34 | 動物文様 | Comments(0)

This is very ENGLISH !

This is very French ! とイギリス人が口にするときは往々にしてフランスの華美さや享楽的な文化に対する揶揄の表現だったりしますが、逆もまた。。ということで、きわめてイギリス的なものの一つにワックスで作られたものがあります。

材料費が何しろ安い。細工も簡単。というだけでなく、ワックスの持つ独特なぬくもりや柔らかで上品な質感がイギリス人の気質にとてもよく合っているのだと思います。

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ヴィクトリアン中期のウェディングティアラ。
ダイアモンドも真珠もキラキラのガラスも何一つ使われていない、本当に質素なものですが繊細可憐な雰囲気が花嫁さんにぴったりです。

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こちらは大きめのブーケ。
生花でなく、あえてワックスフラワーを持つことにはやはり意味があったはずです。
壊れやすいワックスですが、大事に持っていたら孫子の代まで伝えることが出来ます。
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ワックスドールたち。
ビスクと違った素朴な表情が大好きです。
弱いけど、強い。
変な表現ですがヒビヒビになっていても美しさが全く損ねられていないと感じます。

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小さな赤ずきんちゃん。
紙製の家とともに。

最後に、夢のようなシンデレラ物語を遂げたワックスドールをご紹介します。

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19世紀の末、オランダの貧しい子供たちに寄付を募ろうと考えた一人のオランダの女性が、イギリスから一体の安いワックスの赤ちゃんを取り寄せ、プリンセス・デイジーと名付け、それに丁寧なお支度を作ってあげて博覧会に出品しました。
デイジー姫はイギリスの慈善団体によって購入されて、当時2歳だった後のクイーンメリー(エリザベス女王のお祖母様)にプレゼントされました。

まだ人形で遊ぶには早い年齢だったこともあり、デイジー姫はビクトリア&アルバートミュージアムに展示されてそのまま現在に至っています。

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素晴らしい愛情のこもったお支度。
本体が高価なビスクではなく安いワックスドールであることで、この話はより魅力的になっているように感じます。

by croa-antique | 2014-05-18 17:43 | ヴィクトリアン | Comments(0)

スノーベビーの王国

何回かに分けてHERTWIGの小さなビスクを取り上げてきましたが今回で一応最終回です。

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THE SNOW BABIES

小さなビスクの粒々で雪を表現しています。
手前で転がっているのは中でも一番小さいタイプで小指の先サイズです。

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ヴァリエーションは様々でスノーペンギン、スノーテディ、スノーうさぎ・・・
となんでもあり。

1910年から1930年にかけてとても流行したらしく、HERTWIGだけでなく、ホイバッハをはじめとするドイツの人形メーカーや粗悪な日本製まで作られました。

その流行の発端になったのはロバート・ピアリーによる北極点の到達です。

見たことも聞いたこともない雪と氷の真っ白な世界。
ペンギンやシロクマといった未知の動物の紹介・・・・
当時の人々はさぞ熱狂したことでしょう。

でも、それだけだったらこんなオブジェは作られなかったと思いますが、ピアリーは北極圏の探検に奥さんと小さなお嬢さんも同行しました。

娘のマリーちゃんです。
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カワイ~~~♪

笑い顔は・・・・

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もちろんもっとカワイ~~~♪♪

こんな小さな女の子が平気な顔ですごい大冒険をやってのけている!!
ヨーロッパの人たちはどんなに驚いたことでしょう。

そして小さなスノーベビーたちが続々と生み出されたわけです。

「可愛い」ってなんて凄いパワーがあるんでしょう!

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様々なメーカーのスノーベビーたち。
顔の絵付けやモールドも全部少しずつ違います。
スノードッグを連れた手前の物はHERTWIGです。
(同じわんちゃんの雪なしバージョンもありますので。)


歴史を作ったのはお父さんの力ですが、未来に可愛いものを遺してくれたのは間違いなく娘のマリーちゃんの力でした。



こちらはパパ ピアリーの写真。
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可愛くはないですもんね。やっぱり^-^

 


by croa-antique | 2014-05-11 22:20 | 子供文化 | Comments(0)

出た~~~!

って、季節先取りのお化けではありません。

前々回の記事で HERTWIG のカエルかも・・・?とクエスチョンマーク付きでご紹介した姿勢のいい裸のカエル君は、やはり純正の HERTWIG のニットを着た動物シリーズの仲間でした。
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もうすぐ行われるイギリスのオークションで、「A rare pair of miniature all-bisque Hertwig frogs 」として紹介され、売りに出されています!

欲しいぞ。
(でも、たぶん手が届かないでしょう、という悲しい予感)

自分の手元にお迎えできないまでも、長年の疑問が氷解できただけでもとりあえずは嬉しいです。

by croa-antique | 2014-05-07 10:36 | 動物文様 | Comments(0)

母の日が近いので

ここのところずっとHERTWIGの小さなビスクのいろいろをご紹介していますが、前回脱線してしまったので脱線ついでに今日はカーネーションです。

小学生のころ、母の日が近づくと紙製の赤いカーネーションの花が皆に配られました。
裏についている安全ピン、紙の花びらのカサカサした感触を今でもよく覚えています。

今ではすっかり母の日の花として定着しているカーネーションですが、なぜか19世紀や20世紀初頭のヨーロッパではあまり好まれる花ではなかったようです。

特にイギリス、ヴィクトリアンを代表する花と言えば、バラ、勿忘草、スミレ(パンジーも含む)の3つで、グリーティングカードの図柄などもこの3つの花で9割占めているといっても言い過ぎではありません。
カーネーションの柄のカードもなくはないのですが、バラのカードなら簡単に1000枚でも10000枚でも集めることができますが、カーネーションは必死で探してやっと10枚という感じです。

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左は19世紀イギリス製。右は1910年頃のフランス製。
カーネーションの花びらをボンネットに見立てた不気味可愛いカード。
(このような花に顔の意匠は当時たくさん見られます。またいつかまとめてご紹介いたします。)

これはヴィクトリアンのスクラップアルバムの1ページ。
いろいろな種類の花で埋め尽くされていますがカーネーションもあります。
見つかりますか?
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こちらは19世紀中ごろのワックスフラワーです。
後期のものに比べておしべ、めしべまで表現されていてとても繊細です。
一番下の薄紅色はカーネーションです。
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目を皿のようにしてやっとこれだけ集まりました。

どうしてこんなにカーネーションのデザインが少ないのか全くわかりませんが、ただ一つだけヒントになるものがありました。

19世紀のイラストレーター、ケート・グリーナウェイの花言葉の本です。

そこでカーネーションを調べてみると・・・

・真紅のカーネーション・・ああ!私の憐れな心よ
・ストライプのカーネーション・・拒絶
・黄色いカーネーション・・軽蔑

カーネーションに一体何があったというのでしょうか?!
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ケート・グリーナウェイによるカーネーションのイラスト。
なんだかひょろひょろと頼りない感じです。
そういえば、カーネーションって花の重さに比べて茎が細いのでよくくたっと花の根元から折れてしまったりします。
そういうことも嫌われた原因にあるのかも。

100年前まではかわいそうな扱いだったカーネーションの花ですが、最後に文句なしに可愛らしいものをご紹介します。

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1910年頃のシルクのドールドレスです。
シルクサテンに描かれたカーネーションの図柄がとても珍しいです。

人形に着せなくてもこれだけで飾っても可愛らしいです。

by croa-antique | 2014-05-01 12:48 | 植物文様 | Comments(0)