過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
メールでのお問い合わせはネットショップの「お問い合わせ」よりどうぞお願いいたします。

定休日: 年数回を除いて基本的に無休ですが不定休を取らせていただくことがありますのでご遠方からお越しの際は事前にご連絡をくださいませ。
営業時間: 12時から18時半までの間は通常開いております。
ネットショップはこちらからどうぞご来店くださいませ。

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1880年 フランス国王に最も近かった男

エミール・ジュモーが16世紀の初代ブルボン王アンリ4世の幼少期の肖像からトリステを生み出したことは有名ですが、もう一人のアンリからも人形を作っていたことはあまり知られていません。
1892年に パリベベ PARIS-BEBE という名前でごく少数作られたようです。
私自身ジュモーブックの写真と記事でその存在は知っていましたが、海外のオークションや店でも実物を見たという記憶がありませんでした。

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初の PARIS-BEBE
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テートジュモーのヘッドに後からスタンプが押されて焼かれています。
ジュモーブックに出ているのとは若干マークが違うのですが、人間に近い切れ長の目、引き締まった口元、下から見据えるような強いまなざしは同じです。
目の切り方や、眉、まつ毛、口、全ての絵付けの線一本一本がとてもシャープで力強く気合が入っているのがひしひしと伝わってきます。
優しい少女の顔ではない、完璧な少年顔です。

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ボルドー公 アンリ・ダルトワは王になる前からアンリ5世と呼ばれていたほど王座に近い人物でしたがあと一歩のところで王になることなく1882年に亡くなりました。
エミールジュモーとはほぼ同世代の人物です。
フランス革命以後の王政復古と市民革命のせめぎあいをリアルタイムで見ていたジュモーの気持ちは想像でしかわかりませんが、王政の復権を望んでいたことは間違いないと思います。

トリステのモデルとなったアンリ4世は遠い過去の人物でもはや神に近いような存在だったでしょう。
トリステの俗事を超越したような表情がそれを物語っていますが、同時代を生きたアンリ5世の面影を託した PARIS-BEBRの表情からはもっと生々しい感情を読み取れるような気がします。

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不敵なまなざし。
牢屋に幽閉されてなお誇りを失わない若き王子のような気概が表情から読み取れます。
パリベベの箱には不死鳥のマークが添えられていました。
とっても意味深^-^

ところで、このべべちゃん、お顔のアップばかりなのにはわけがあります。

実はボディーが見事なまでの寄せ集めなのです。
(胴体は5号、腕は6号、足は7号)

でもって、ヘッドはなんと4号!(何一つかぶってない・・・ ><)

4号というサイズも結構レアに属しますが、それのボディーだけとなるとさらに輪をかけます。
一体手に入るものやらどうやら・・・ですが、せっかくの貴重な存在なので出来る限り最初の姿に戻してあげたいなと思っています。

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アンリ5世(となるはずだった)の肖像です。
口角の引き結んだ感じ、眉、目、とてもよく似せています。

**画像追加**
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by croa-antique | 2014-03-29 08:59 | 子供文化 | Comments(0)

額縁を!!

楽しみにしていたラファエル前派展にやっと行ってきました。
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六本木ヒルズで4月6日までやっています。
とても見応えがありました!

ラファエル前派の絵画は技法も内容も解説がないと全く歯が立たないので詳しく解説してくれているカタログはとってもとっても有難いです。
ただ、カタログでひとつだけ残念だったことは、数枚の絵を除いては額縁が写っていないことです。

今回に限らず絵画展のカタログには絵だけ紹介されていて額縁の存在は全く無視されていますが、私にはそれがとても残念なのです。

2次元の絵よりも3次元の立体のモノのほうについついしっかりと見入ってしまうのは職業病かもしれませんが、額縁のないむき出しの絵は、美術というよりもただの参考資料のように見えてしまうのは私だけ??

でも、今回は数枚だけですが、額縁付きで写真を載せてくれていました。♪
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男の膝の上から半ば腰を浮かして立ち上がろうとしている女性は男の愛人という設定です。
額縁には鐘(「気をつけろ!」という意味)がモールドされています。
たかだか170年前の絵ですから、額縁もおそらく絵が描かれた当時に誂えられたものだと思います。


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これは1800年頃の絵です。象牙の板に描かれています。

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これをオリジナルの額にいれるとこうなります。
厚く金を塗ったエンボス紙とエボニーの額との対比が渋いです。

絵だけの時よりも額に入れることによって、当時の貴族の屋敷に飾られていた時の様子がよりはっきりとわかります。

イギリスの骨董業界の言葉で IN SITU という言葉があります。
インシツとは、モノを本来のあるべき状態のままに飾る、という意味で、骨董好きならばおそらく誰もが憧れることだと思います。

日本で出来る究極はどこぞの古~~い洋館を買って、そこに好きなように好きな骨董を飾りたい!とはもちろん憧れますが、まあ先立つものの関係で到底無理~~~~~ ><
となれば、せめて、一つの骨董のその周囲1ミリでも1センチ四方でもいい。当時のままの姿を再現したいとジリジリと日々努力している身としては絵だけよりはそれを入れる額縁を!それが出来たら次は額を置くキャビネットを!それが出来たら次は・・・・と思いは広がります。

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話を額縁に戻して、こちらは細かい細工のプラスターの額に入った男の子と犬の写真。
そのままでは壊れやすいプラスターの額を守るために額縁ごともう一つの額に入れるという念の入れようです。
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おかげで当時のままの状態が保たれています。

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モザイク、鉄、錫、木製・・・・
時代、材質によってデザインも様々。中に絵が入っていなくても美しい額たち。

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左側は象牙に鼈甲の象嵌です。絵を保護するガラスはドーム型。
右側は象牙風のセルロイドですが、上部の花文字やドームガラスがヴィクトリアン趣味です。

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こちらはミニチュア。主に小さな写真を入れて飾りました。

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額縁や裏うち紙、金具などは時代を特定する時に案外大事な存在にもなってくれます。




by croa-antique | 2014-03-27 22:00 | 骨董全般 | Comments(2)

買い付けに行きます。

3月24日から4月12日まで、黒崎♂はイギリスに買い付けにまいります。
その間は開店時間が不定期になったり、臨時休業の日もありますので、ご来店の際には事前にご連絡をいただきますようにお願い申し上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m

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ところ変われば桜も変わる。
これは確か2月くらいだったと思います。

1年中あまり変化のない冷涼な気候のおかげでイギリスの花はどの品種もとても長く咲き続けます。
アジサイなんて「もういい加減にしろ!」と思うほど半年以上も咲いて、そのままドライフラワー化してなおも咲き続けていますし、桜も数か月の間ずっと咲き続けています。
パッと咲いてパッと散る桜に無常の美しさを感じる日本人の感性とは、こんなところからもだいぶ違ってくるように思います。

ただ、昨今の異常気象のせいで花事情も変わってくるかも・・・
今パリは異常な暑さで半袖でちょうどいいそうです。
イギリスはどうでしょうか・・・



by croa-antique | 2014-03-23 14:42 | 店情報 | Comments(0)

ひよこグッズあれこれ 最終章

前回に続きまして、まずは・・・

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テープメジャーです。素材はセルロイド。
1930年代。


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同じく1930年代の陶器のエッグスタンドと塩コショウ入れ。
エッグスタンドの卵、塩コショウ入れのヒヨコが虹色に光っているのは、当時流行したラスター彩という手法が使われています。

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真鍮製のピンクッション。19世紀のイギリス製です。

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1920年頃のバカラ社製の小皿。
ヒヨコの部分は裏側から彫られて、エナメルで仕上げられています。
これは、何に使ったかというと女性がバッグに入れて持ち歩いた携帯用の灰皿です。
第一次世界大戦によって男性が不足した社会に女性が進出し始めたこと、ココ・シャネルによるドレス革命の影響も大です。

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エドワーディアンのアクセサリーいろいろ。
ボーン製の小さな卵に入ったヒヨコの大きさは約2ミリ。
人間が手作業で可愛らしく作れる限界値だと思います。


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BYE !

by croa-antique | 2014-03-21 13:20 | 動物文様 | Comments(0)

ひよこグッズあれこれ 陶器編

今回は陶器で出来ていて何らかの用途のあるものに限ってご紹介してまいります。

まずは水差しです。
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目の際の耳の穴のへこみなど細部の表現がリアルです。
可愛いか可愛くないかというと、可愛くないこともない・・・かな?という感じですが、

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上から見るとちょっと不気味 ^-^
1900年頃のドイツ製でイギリスに向けて作られました。

同じドイツ製のティーセットの砂糖とミルク入れ。

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お揃いのポットやカップもあったはずですがなくなっています。
残念!

こちらは19世紀のイギリス製の固く焼しめられた陶器です。
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ペンスタンドでしょうか。

こちらは蜘蛛を見ています。

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カエルや蜘蛛のような一般的に嫌われ者になりがちな小動物も好んで題材にするところがとてもイギリス的です。

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ボンネットをかぶっておめかししたヒヨコのお嬢さん。
ゆらゆらと揺れるように出来ています。
小物入れです。

さてさて、最後に何の役にも立ちませんが、どうしてもご紹介したかったのはこのヒヨコです。

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なんて目つきの悪いヒヨコ!
背中の模様はイギリスの観光地の紋章で、その土地に旅行した人のスーベニア(お土産)用の物です。


次回はアクセサリーやもっと小さいものをご紹介します。

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THIS WAY !



 


by croa-antique | 2014-03-17 00:19 | 動物文様 | Comments(0)

エッグスタンドいろいろ

ヒヨコグッズをご紹介していきますと言いながら、いきなりゆで卵の話題というのも如何なものかとは思いますが、卵が先か、ヒヨコが先か。。。

やはり卵の物も少しご紹介したい。
でも、卵の形の商品はもう莫大な数にのぼるので、今回はエッグスタンド付の物に絞ったというわけです。

イギリスの朝食にはゆで卵が欠かせません。

1820年代

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木彫りに極小のビーズを編んだものをぴったり貼り付けています。
底もこの通り

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とても小ぶりで、この時代の鶏卵がとても小さかったことがわかります。


1880年頃

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素晴らしく繊細な細工の磁器です。
イギリスコープランド社製。
それ自体がエッグシェルのように薄い磁器にジュエルと呼ばれる丸く盛り上げたエナメルで飾っています。

これぞ用の美。

まあ、どこかの美食の国からは、「イギリスは料理には凝らないで器にばかり凝る。」といわれる所以でもあります。^-^

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ぐっと実用的なこちらは1920年頃。当時開発されてアールデコのいろいろな製品に好んで使われたクロムとベークライト製で、まさにアールデコの申し子のような製品です。
保温のために中にはネルが敷かれています。

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小さい鶏の絵が描かれたものはドールハウス用の木製のおもちゃです。卵の中には何かが入っていたようですが、残念!なくなっています。

普通サイズのほうはセルロイド製です。留め具まで美しいです。

こちらの中身は・・・・

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指貫でした。^-^
シルクにくるまれてそれは大事に収納されています。

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これらのぬいぐるみたちはエッグウォーマーと言って、ゆで卵が冷めないように卵にかぶせたものです。

これに似た形でもう少し大きいものに、中にお菓子を入れて子供のベッドサイドに置いておくタイプの物もありますが、それとの違いは裏側に綿が入っているかいないかでわかります。

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これで寒い朝もほっかほかのゆで卵が食べられるというわけ。

さてさて、今回は卵グッズはパス!と思っていましたが、これだけは外せません!

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小さな小さな一文人形。

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細い細い木製の釘で腕と足の関節をつないでいて、ちゃんと動かせます。
きっぱりと美しく描かれた顔立ちも素晴らしい。口の色と頬の色はちゃんと使い分けられています。


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KEEP GOING !








by croa-antique | 2014-03-13 00:09 | 動物文様 | Comments(0)

声はすれども姿は見えず・・

春の訪れを喜ぶイースターの季節が近づいてきました。

今年はイースターの象徴の一つであるヒヨコちゃんに焦点をあてて、しばらくいろいろなヒヨコグッズをご紹介してまいります。


私が子供のころはお祭りの屋台や夜店では今の金魚すくいと同じ感覚で必ずヒヨコが箱にすし詰めにされて売られていました。
中には羽の色を赤や緑に染められたものもありました。(そういう加工をされたものはすぐに死んでしまったようです。)

それがいつの頃からか、動物虐待とか言われて姿を消してしまったのはとても残念なことです。

毎日のように卵や鶏肉を食べていながら、動物虐待もないもんです。
あのふわふわの、今、命の灯がぽっと点ったばかりのような温かく可愛い小さなものの感触を手のひらに乗せたことのない子供が増えるとしたら本当に残念なことだと思います。

ところで、私が小さい頃夜店で買ったヒヨコですが、育ってきて毛が白くなり、とさかも見え始めた頃、どこからともなくやってきた野良猫がくわえてあっという間にどこかに持ち去ってしまいました。
もしかして一番食べ頃になるのを毎日こっそりじっと観察していたのかも!

夜店で売っているのはオスのヒヨコだから卵を産むわけでもなく、可愛くなくなった鶏を飼い続けるのもきついし、殺して食べるのもなんだかな~~ですから、ネコさんには本当に感謝をしなければなりません。^-^
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スミレを抱えたヒヨコが印刷された紙筒です。
これは何かというと、蓋を開け閉めすることによってピーピーとヒヨコが鳴いているような音がするという誠にバカバカしくもへんてこなおもちゃです。


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なかなか精悍な面構えのヒヨコが印刷されたこちらはぜんまい仕掛けのおもちゃです。
鍵を巻くとぴよぴよと鳴きながらガタゴトと震動します。
今にも生まれそうなヒヨコを表現しているのでしょうか。
こちらもバカバカしさと独創性では上のモノにひけをとらない逸品です。^-^


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LET'S GO ON !

by croa-antique | 2014-03-10 17:33 | 動物文様 | Comments(0)

三つ葉から四つ葉へ

シャムロックと呼ばれるクローバーはアイルランドの国花です。
3枚の葉がキリスト教の三位一体を表しているのだとか。

ちなみに、3月17日はアイルランドにキリスト教を広めたセント・パトリックの記念日です。
東京でも毎年表参道でお祝いのパレードが開催されて道が緑に染まります。
アイルランドの名物黒ビールのギネスが無料で飲めたりしましたが、今年もやるのかな。^-^

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ギネスといえばトゥーカンのキャラクターが有名ですが、他にもアシカ、カンガルー、亀、などなどいろいろいます。


脱線でした。
19世紀のヨーロッパでクローバーは幸運のおまじないとしてたくさんデザインされていますが、みんな三つ葉です。

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ヨーロッパ各国のアクセサリーの数々。
幸運のおまじないであるウィッシュボーンや蹄鉄と組み合わされているものもあります。
ダブルラッキー♪♪
蹄鉄と組み合わされているクローバーの葉にはアイルランドで産出される緑色のアゲイドが使用されています。

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イギリス製銀の魚料理をサーブするためのカトラリー。

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ボヘミアンの卓上用ビネガー入れ。

そこに突然四つ葉のクローバーが出現し始めたのは20世紀に入った頃のことです。

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ピーターパン(1904年)にインスパイアされたようなデザインのティーマット
アーツアンドクラフツの影響も見られます。
イギリス製

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ウィーン セセッション時代の携帯用写真入れ

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同じくウィーン製のミニチュアブロンズ。
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アールヌーボー時代によく使われた技法 プリカジュール(透明七宝)の小物入れ。
ノルウェイ製。

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アイルランドの都市のスーベニアのペンダントとイギリスのグッドラックの神様のペンダント。

神様は額に下向きに四つ葉のクローバーの刻印があります。

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小さすぎて上手く写せませんでした。
世界一小さな四葉のクローバーとしてギネスに認定していただきたい。^-^

ここまで全ヨーロッパ規模で四葉のクローバーが席巻したということは、1900年頃に何かのきっかけが必ずあったはずなのですがわかりません。

一体何があったのでしょうか??

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三つ葉から四つ葉へ、世界は動いた・・・・











by croa-antique | 2014-03-07 14:46 | ラッキーアイテム | Comments(0)

いつの間にかなんとなく消えていくモノ

骨董というものは減ることはあっても増えることはありません。

時代が進めばまた新たに骨董と呼ばれるものが出来てくるかというと、個人の好みもあるでしょうが、そういうものでもないように思います。
第二次世界大戦の前と後では、物の作り方に決定的な違いが生まれてしまったように思います。

少し前まではたくさん見かけたのに最近めったに見かけなくなったなあという骨董は結構たくさんあるのですが、これもその中の一つです。


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戦前の文化人形。
ぶらぶらとぶら下げると無茶苦茶可愛いです。

10年、20年くらい前だと、大きな骨董市や朝市などに出かけたら一日にいくつもすごく安い値段で出品されていて、その中からたいしてありがたみも感じずに一番可愛いものを選んでなんとな~く持ち帰ってはなんとな~く売って・・・というのを繰り返していましたが、最近めっきり姿を消してしまいました。

愛好家のおうちで大事に集められ可愛がってもらっているのならいいのですが、捨てられていったものも多いかも・・・

映画「小さいおうち」の冒頭、亡くなったおばあさんの遺品の中から残すもの、処分するものを分けていく場面がありました。
こんな汚れた人形が出てきたら、迷わず捨てるほうに分けられてしまうかもしれません。

映画「四十九日のレシピ」でも亡くなったおばあさんの遺品が重要な役割をします。

こちらです。
金とガーネットのアンティークジュエリー
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当店の商品を使っていただきました。

こんなきれいなジュエリーなら、次の世代に受け継いでもらえるのは間違いないと思いますが、その一方でひっそりと処分されて消えていくモノもたくさんあるんだろうなあと思います。




文化人形よりももっと消えそうな小さな布製人形たち

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通称ヘロヘロ人形です。
ほうっておいてもどこかへ行ってしまいそうなはかない小さなモノです。

左の子はとてもいい状態で新品のようです。
右の若干くたびれている子はなんと海外帰りです。
両足の見えないところに 1945 JAPAN とペン書きされています。

1945年というと終戦の年。
日本に駐屯していた兵隊さんが一緒に連れて帰ったのでしょうか。
それにしても今までよくぞご無事で!と長年大事に持っていた方、そしてそれに値段をつけて売ろうと考えた方々に感謝の念が浮かびます。

この小さな人形を巡ってどんなドラマがあったのでしょうか。
想像力と創造力のある人なら小説が書けそうです。


by croa-antique | 2014-03-03 14:56 | 子供文化 | Comments(0)

デミタスコスモス

ついさっきのこと、朝日新聞を見ていたら、コレクションについての記事が載っていました。
何らかのコレクションをしている、という人は全体の4割強だそうです。
キャラクターグッズとか切手、ぬいぐるみ、本、骨董などの定番ものからチロルチョコの包み紙、刃物!、緑色の物!、スーパーのチラシに至るまで何を集めるかは本当にひとそれぞれで面白いです。

日本有数のおもちゃコレクター北原照久氏の名言に、「コレクションの数が数えられるうちはコレクターとは言わない。」という言葉がありますが、ここでご紹介するご夫妻はまさに「コレクター」です。

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鈴木康裕、登美子ご夫妻が40年間の歳月をかけて蒐集されたのはデミタスカップです。
当店からもいくつか買っていただきました。
その中から選ばれた逸品が来週から岐阜県現代陶芸美術館にて展示されます。
お近くの方はぜひ足をお運びくださいませ。

http://www.cpm-gifu.jp/museum/02.exhibition/02_3.exhibition.html
(美術館のホームページに飛びます。)
また、同じ内容の展覧会が来年には東京で開催されます。

人はなぜ何かをコレクションするのか、一言では言えないいろんなことが積み重なってのことと思います。
でも一つの理由として、コレクションをすることで自分を中心にした小さな宇宙が出来上がっていく、ということがあるような気がします。

現実の世界とは全然違った自分だけの夢のコスモス。

そんな空間が欲しくて人は何かを集めたくなるのかもしれません。


by croa-antique | 2014-03-01 18:27 | 骨董全般 | Comments(0)