過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
メールでのお問い合わせはネットショップの「お問い合わせ」よりどうぞお願いいたします。

定休日: 年数回を除いて基本的に無休ですが不定休を取らせていただくことがありますのでご遠方からお越しの際は事前にご連絡をくださいませ。
営業時間: 12時から18時半までの間は通常開いております。
ネットショップはこちらからどうぞご来店くださいませ。

http://croa.ocnk.net/


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ピグマリオン

たまに、小さな子供がおもちゃやお菓子を欲しくて、店の床に転がって泣きわめいている姿を見かけます。
大人の目から見るとほんとにとるに足らないモノでもその子にしてみたら欲しくて欲しくて、手に入らなかったら生きていけないように思えるんでしょう。

大人になってしまうと、床に転がってまで欲しいものってなかなかなくなりますが、(いや、あるけど恥ずかしいからやらないだけか。)何かを猛烈に欲しい!と思う気持ちは生きる上でとても大きなエネルギーになるようです。

もう何十年も前の話ですが、店にアールデコの美しい陶器の女性像が入荷しました。

長い間(たぶん10年近くも)売れないでそのまま同じ場所に飾ってありましたが、とうとう売れてしまって、そのあとすぐにある若い男性がその女性像を買いにお金を持っていらっしゃいました。

その時に聞いた話ですが、男性はずっと何年もその女性像が欲しくて、1年に何回か女性像を見に来て、「まだ売れない。まだ大丈夫。」と確かめては帰っていったそうです。

その人は一言もしゃべらずに、ただ何年もウィンドウを見ていただけなので、私はそのことを全く知りませんでした。

それからまた5年くらいたった頃、ひょっこりとその男性が店に来てくださいました。

そして、「とうとうあの女性像を手に入れました!」とおっしゃいました。

私はてっきり、どこかで同じものを見つけて購入されたのかと思ったのですが、そうではありませんでした。


なんとその男性は、女性像にそっくりな現実の白人の女性と結婚したのだそうです。

アンティークの商品をめぐって、いろいろなお客様と接しますが、これ以上に強烈に印象に残ったお客様はいません。


今でも命を持った偶像と幸せに暮らしていらっしゃるでしょうか。


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これは、同じアールデコ時代の女性像ですが、金属で出来た等身大のマネキンです。ミロのビーナスのように腕をそぎ落としたトルソに潔い美しさがあります。

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目は青いガラスがはめ込まれています。下のまつ毛はペイントで濃い色と薄い色の二種類を使って表現されています。それに上のつけまつ毛が影を落としてもう絶妙の印象を目に与えています。

芸術作品ではない、ただの商業用のマネキンです。
この時代のモノ造りに対する美意識の高さに感動します。

by croa-antique | 2013-03-31 10:14 | アールデコ | Comments(0)

煙突掃除人

イギリスのラッキーアイテムの一つに「煙突掃除人」があります。

これは、イギリスの古くからの言い伝えで、「煙突掃除人と握手をして、手を煤で汚してもらうと、その日一日縁起がいい。」といわれていることから来ています。

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サンゴの犬やうさぎなど、ラッキーアイテムがたくさんついているチャームブレスレット。煙突掃除人のチャームが3つもついています。(一つは梯子だけ)

拡大してみました。

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丸いエナメルは直径7ミリ。細かい仕事です! 1920年頃の金細工です。

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これは、19世紀の人形です。「フローズンシャーロット」と呼ばれる白磁の人形に煙突掃除人の格好をさせている珍しいものです。



ところで、なぜ「煙突掃除人と握手すると縁起がいい。」といわれるようになったんでしょうか。

19世紀より以前のイギリスで、煙突掃除の仕事をしていたのは、主に小さな貧しい男の子たちでした。
有名なディケンズの「オリバーツイスト」に、その境遇の過酷さが書かれています。

危険と隣り合わせの命がけの仕事をして、わずかのお金をもらって、そのお金も親方にほとんど全部とられてしまい、貧しい食事しか与えられなくて幼くして死んでいったたくさんの子供たち。
ディケンズの小説では、そんな子供たちが、寒い冬、白い雪の中を真っ黒になって「チムチム」と小さなかん高い声で言いながらよろよろ歩く姿を冬の雀にたとえていました。


そんな子供たちと握手して、それで「はい、じゃあさようなら。」と当時のイギリス紳士が平気で立ち去っていったとは到底考えられません。

きっと、握手したその手にいくばくかの小銭を握らせてあげたのではないでしょうか。

煙突掃除人と握手してその手を煤で汚したというのは、その日に、ほんのわずかでも、小さな慈善をした証拠。
それを婉曲にたとえてできた言い伝えではないのかなと想像しています。

暖房といえば暖炉しかなく、照明といえばろうそくかガス灯、という時代では、煙突掃除人がいなかったら火事やガス中毒になって死んでしまっていた時代。

大変な作業を担ってくれる小さな人たちへの大きな感謝の気持ちもこもっていたと思います。

by croa-antique | 2013-03-28 00:33 | ラッキーアイテム | Comments(0)

買い付けにまいります

3月25日から4月11日まで店主がイギリスに買い付けに行きます関係で、店のオープンが不定期になる可能性がございます。

13時より18時までは極力開けておくようにいたしますが、それよりも早い時間帯や遅い時間帯のご来店をご希望のお客様は恐れ入りますがあらかじめ前日までにご連絡をよろしくお願いいたします。(メールが一番確実です。)

また、ブリュジュンのお迎え先が決まりました。
多くのお問い合わせをありがとうございました。
 m(__)m

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by croa-antique | 2013-03-22 11:49 | 店情報 | Comments(0)

お昼休憩前のやっつけ仕事

スタイナーの Fig A シリーズの人形をネットショップに一体アップしました。

この子の顔は表情が独特で、笑顔にも見えますが、今にも泣きそうな顔にも見えます。
泣きたいのを我慢して無理に笑っているピエロのようにも見えます。

その表情は眉毛のせいだと思います。

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よく、美人の条件として「顔が左右対称なこと」というのが挙げられますが、スタイナーの Fig A さんはそれでいうと美人とは言えないです。

人間で左右の眉が大きく段違いになっている人は心に何かストレスを抱えていたり、本当の自分を素直に外に出せないでいる人とも言われます。(私も子供の頃の写真を見ると全部眉がガタガタでした。今はだいぶましになりましたが。^^)

だからというわけではないでしょうが、スタイナーの Fig A は大好きなシリーズです。

中には1センチほども段違いの眉の子もいたりしますが、そういう人形をさして「女工さんのお昼ご飯休憩前の一仕事」という面白い呼び名があります。

でも、もし本当にお昼ご飯のサイレンがなって、大慌てで絵付けをやったのだとしたら、スタイナーの工房には一日に何十回もお昼休憩があったことになってしまいます。

そのくらい、段違い眉の子が多いです。

社長命令で「眉は必ず段違いに絵付けすること!」と言われていたとしか思えないのですが、真相はいかに。
本当に不思議です。

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この2体は、筆の運びを見ると、同じ人の手になったものと思います。
私が美しいなあと思う Fig A は初期のフェザータッチの眉以外では、みんなこの人の絵付けのお顔です。
どんな人だったのか、あってお話ししてみたい。
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同じ人の手によって生み出された Fig Aの姉妹。

夢見がちな姉に、生真面目な妹。
ちょっとした違いなのに個性は大きく変わります。

by croa-antique | 2013-03-20 20:31 | 子供文化 | Comments(2)

レンチ×シュタイフ=!!

ブランド同士のコラボレーションというのは今でもよく行われていますが、こちらは1929年の夢のようなコラボレーションです。

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ドイツのメーカー シュタイフのブーリーを抱くイタリア レンチ作のサロンレディー。
90年近くミント・イン・ボックスの状態で保存されてきました。
箱には当時ニューヨーク5番街にあったデパートの名前が入っています。

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女性の顔は当時の人気女優だったリリアン・ギッシュをモデルにしています。

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美しい人ですね~~
レンチはこの方をモデルにいくつかの作品を作っています。
特に美しいのは幼いキリストを抱くマリア像として作られたもので、いつか入手したいと願っています。(余談でした。)

なんと1896年に生まれた女性ですが、つい最近まで映画に出演されていましたね。
風にも倒れそうな華奢なイメージの方ですが、実はしなやかで強い方だったんですね。

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アールデコの流行で細くデフォルメされた身体。
胸をぺったんこに作ってあるのがレンチの勝利!という感じがします。
生身の人間でない、ファンタジーの世界を思わせてそれによって作品の永遠性を獲得しているように思います。

ちょっと失礼してスカートの中を見ると。。。。

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両足には薔薇の花のアンクレット!おしゃれです。


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小さいけれど存在感ではボクも負けていません!
レンチとシュタイフの間に話し合いがあったのか、無断だったのか?そのあたりは全くわかりませんが、1929年のレンチのカタログに、このブーリー君の写真が出ています。
レンチは独自でも動物のぬいぐるみを作っていますが、そのレンチをしてもブーリーの造形の素晴らしさには脱帽したことでしょう。

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色あせも汚れもない、出来たばかりと同じ状態。


奇跡的なことと思います。

by croa-antique | 2013-03-10 13:52 | アールデコ | Comments(0)

春はウサギが連れてくる♪

イースター(復活祭)はキリスト教で、春が再び巡ってくることを祝うお祭りです。
その日は、「春分の後の最初の満月の日の次の日曜日」と決められているそうで、なんのこっちゃですが、今年は3月31日だそうです。

春を運んでくるのはウサギです。

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そりで運ぶ陶器のウサギ。ハイカラに自動車に乗って運んでいるのはガラス製のウサギ。
荷車を引いているのは金のウサギです。
金のウサギの大きさは荷車も入れて2センチほどの小さいものです。

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拡大してみました。卵はカルセドニー。荷車の車輪はクリスタルで作られています。車輪は縁がちゃんと面取りされています。ミクロの仕事です。すごいなあ。

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これは紙製のカードで立体に飾れるように出来ています。
クロモリトグラフにエンボス、そしてダイカット。

これ以上に幸せなモノをあまり見たことがないと思うほど夢にあふれた光景です。

はーるよこい!って日本でも春の訪れは幸せな気持ちで待たれるものです。
つくし、ふきのとう、入学式に舞い散る桜の花びら。

だけど最近はなんだかやけに埃っぽかったり、花粉症はつらいし、なにやらよからぬ物も空気中に混じっているようで。。。。。
なんでこうなっちゃうかな~~とため息も出てしまう春になってしまったのはちょっと残念です。


アンティークの世界ではただただ無邪気な子供の頃の春のままです。

by croa-antique | 2013-03-04 16:06 | 動物文様 | Comments(0)