過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
メールでのお問い合わせはネットショップの「お問い合わせ」よりどうぞお願いいたします。

定休日: 年数回を除いて基本的に無休ですが不定休を取らせていただくことがありますのでご遠方からお越しの際は事前にご連絡をくださいませ。
営業時間: 12時から18時半までの間は通常開いております。
ネットショップはこちらからどうぞご来店くださいませ。

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ビスクドール 修復の修復

先日、スペインの小さな村の教会のキリスト画を素人のおばあさんが修復して、元のものと似ても似つかないものに仕上げてしまったことが大ニュースになりました。

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大ひんしゅくを受けたかというとその反対で、一目このキリストを見たいと何万人もの人がこの村を訪れたそうです。結果オーライ。(そうか?)
このキリスト画は美術品というよりも村の祈りの対象だったわけで、おばあさんの無邪気な信仰心が修復された絵にあらわれているからこその結果だったのかなとも思います。(というか、思いたい。)

しかし美術品ともなるとそう簡単ではありません。

私はこの仕事でなかったら、絵や美術品の修復の仕事をやってみたかったなと思います。
破れ色あせ古く汚くなったものを元の美しさに直していくということにわくわくします。

ビスクドールは、ヒビが入ったり、割れてしまったりした時に、そのキズをすっかり隠すために修復をされていることが多いです。表も裏もびっしり厚塗りされてしまうので、壊れていない部分も塗りなおされて本来の透明感のある美しい肌が覆い隠されてしまい、皮膚呼吸が妨げられているようで、ついついそういう人形を見ると、直したい欲求が起こります。

注意して塗りなおされた個所を剥がしていって、元の美しい肌が見えた時の感動。
何かに向かって「ありがとう!」と言いたくなります。

こちらは現在「修復の修復」の最終調整に入っているジュモーです。

13号のテートジュモーで、穏やかな、聖母マリア様のような静謐な美しい深い微笑を浮かべている子です。
キズは幸いにも顔面を避けて、額と右耳の下だけでした。

完成したらお店の方に持っていきますので是非会いに来てください。
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by croa-antique | 2012-11-29 00:11 | 子供文化 | Comments(0)

アールデコの色 

「自然界に直線は存在しない」ということがアールヌーボーのデザインの基本になっていました。
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フリーハンドによる美しいヌーボーの線

その反動で1920年頃から、定規で引いたような直線でデザインされたものが多く出現します。
アールデコ時代の始まりです。色遣いも赤と黒、白と黒、のような人工的な色合いが好まれました。

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ボヘミアンガラスのデカンタ。


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銀にマルカジット、ガラスのアクセサリー

アクセサリーに見られる階段状のモチーフは、同じ時代に建設されたニューヨークのエンパーヤーステートビルやロックフェラーセンターなどにも見られますが、これは古代エジプトの階段状ピラミッドに影響を受けたものです。



自然に対抗して人工的な世界を築こうとしているかのようなアールデコのデザインですが、実はその反対の側面も持っています。

緑と黄色の世界。
それも、どちらも茶色が混ざったような大地の色の世界です。

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女性用のシガレットケースのデザインと、ブドワール人形。
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個人宅のバスルーム


自然を捨て去ろうとしているかのように見えるアールデコですが、実はこんな自然の色を多用しています。


そんなアールデコの象徴のような場所がニューヨークのロックフェラーセンターの中にあります。

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1930年頃建設されたロックフェラーセンター。
天に向かって人間の力を見せつけ、威嚇するかのようなデザインです。

このビルにあるラジオシティミュージックホールの女性用化粧室

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雑草のような植物が大胆に壁一面に描かれています。
草や土の匂いが強烈に漂ってきそうです。

あの近代的なビルの中に、こんな原始の自然を内包しているんですね。

これを描いたのは、国吉康雄さんという日本人画家だそうです。
17歳で移民としてアメリカに渡り、貧しい労働の中から努力して一流の画家になった方だそうですが、アールヌーボー、アールデコに共通して、日本人の感性がその一番奥底に脈々と流れていることはとても誇りに思えることです。

by croa-antique | 2012-11-21 14:07 | アールデコ | Comments(0)

元祖ピグレット

クマのプーさんに出てくるピグレット(Piglet)は、1921年、クリストファー・ロビンが1歳の時に隣人からプレゼントされたものだそうです。
紆余曲折あり、現在はニューヨーク公共図書館の所蔵になって一般に公開されています。

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ピグレットのアップ
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頭の負傷はミルン家の飼い犬にいつか食いちぎられたからだそうですが、それをのぞいてもくたくたです。

そのピグレットと全く同型の子ブタのぬいぐるみがあります。

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頭には、おそらく元の持ち主の手によって「ピギィウィギィ piggywiggy」と名前が書かれてあります。

この子はミルン家のピグレットほど悲惨な状態にはなっていませんが、全体に擦り切れて汚れ、服のほころびは繕われ、穴も開いています。
それでも捨てられることなく大事に保管されとても幸せそうな顔をしています。
ここにもきっともうひとつのクマのプーさんの物語があったのでしょう。

イギリス人のDNAには「古くて汚いほど価値がある。」というのが刷り込まれています。
このコブタちゃんがそれをとても良く表しています。

by croa-antique | 2012-11-18 13:15 | 子供文化 | Comments(0)

ネコ耳ちゃん♪

ベルギーのイーペルという町で3年に一度開かれるというネコのお祭りがあります。お祭りのクライマックスは町の一番高い塔から生きたネコを投げ落とすという(現在ではぬいぐるみ)残酷な行事で終わります。
お祭りというか血祭りですね、これじゃ。

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伝統的なネコの着ぐるみを着て町を練り歩く子供たち。
このネコの口の開け方はネコを飼っている方なら見たことがあると思います。
ネコが生あくびをしている時にこんな顔をします。
ごくたまにこの顔の古いビスクやコンポjションで出来た小さいネコの人形を見かけますが、値段を見ると、思わず取り落してしまいそうになるくらい高いです。

他にネコ耳で見たことがあるのはアールデコの時代のブロンズ像です。女性ダンサーがネコに扮してポーズをとっているものですが、これがバットマンに出てくるキャットウーマンそっくりで、妖艶セクシー系。
「ガイジンさん」がネコに扮するとどうも可愛い路線にはなりにくいようです。

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 キャットウーマンならぬバットウーマン。蝙蝠に扮しています。アールヌーボー期の銀製バックル。


私の出会った可愛い系のネコ耳はあとにも(おそらく)先にもこれ一つです。

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1939年のカレンダー。初期オフセット印刷です。
リボンを髪に飾った少女が眠っているだけのようですが、シルエットが子猫です。
そして、謎解きの解答のように左下に全く同じシルエットで眠る子猫の絵が小さく描かれています。

この、ほんの少しのほのめかしのような繊細な神経が素晴らしいです。

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ネコちゃんはよく見るとうす目を開けたまま眠っています。これもネコを飼っている方ならおなじみの光景かも。

1939年というと世界的な景気の大恐慌が起こって第二次世界大戦に突入する年です。
その年のカレンダーの中で、子猫も少女もひと時の幸せな眠りについています。

by croa-antique | 2012-11-11 13:51 | 動物文様 | Comments(0)

時代の色

その時代にしか出せない色というのがあって、時代を鑑定するうえではかなり大事になってきます。赤、青、ピンク、、、、どれをとっても今の発色と昔の発色では全然違います。

私は大体変な物が好きなんですが、中でもへんてこさにかけては群を抜いているのがこの人形です。
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いくらなんでも胴体長すぎでしょ。

これは1900年頃の傘です。
開くと可愛いです。
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小指の先ほどの手も木彫り。細かい仕事がされています。

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でも、取り残された足がかなり不気味。

一体何を考えてこういうものを作り、何を考えてこういうものを買って何を考えてこういうものを使ったのか。
当時、子供が日傘をさす習慣はありませんから、大人の女性用ですが、友人がこれをさして歩いていたらかける言葉にちょっと迷うかも。

あとにも先にもこんなもの見たことがありませんから大変珍しいものだと思います。

しかし、この人形(傘)で特筆すべきは、布地です。

ミッドナイトブルーに金と銀がプリントされたこの生地の特徴はまぎれもなく、1900年頃のウィーン分離派(セセッション)の色です。
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セセッションはウィーンで起こったアールヌーボーの活動で、代表者はクリムトです。
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クリムトが恋人エミリーフレーゲを描いた絵。
エミリーフレーゲはウィーンでオートクチュールの店を持っていました。クリムトは彼女のためにたくさんの生地のデザインをしており、この絵の服も彼のデザインによるものです。

小さな丸や渦巻きやうろこ形や四角三角など、幾何学模様を敷き詰めたデザイン、そして日本の琳派の屏風絵にインスパイアされたという金箔使いがクリムトの特徴ですが、この人形の生地がとてもよく似ています。

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もしかしてクリムトがデザインしてフレーゲの店で売られたものかも?と想像が膨らみます。
アールデコの時代になるまでは人形の服は古典的なオーソドックスな物が多いのですが、この子は傘に生まれてきたおかげで1900年当時の斬新な服を着せてもらえたんですね。
次回、アールデコの色をご紹介します。

by croa-antique | 2012-11-07 11:23 | 骨董全般 | Comments(0)

ウサギになりたい人たち

同じマンションの小学生の女の子が可愛いネコの耳を頭につけているのを見ました。
日本のネコ耳文化が始まったのは大島弓子さんの「綿の国星」からでしょうか。今ではオタク、アニメ系文化の中ですっかり定着しています。

西洋アンティークではネコ耳はほんとないです。もう何十年も見てきて今手元にあるのは一つだけ!(また次回ご紹介します。)

その代わりうさぎ耳はたくさん出てきます。
イースターを祝う習慣も大きいですが、それに加えて西洋人の顔立ちにネコ耳は似合わないのかもしれません。

ネコって平面顔だから、日本人にはよく似合います。

反対に彫りの深い西洋の人にはうさぎ耳くらいのインパクトがないと映えないのかもしれません。

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19世紀末から20世紀初期にかけて様々なメーカーで作られたビスクドールたち。

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とりあえず足だけうさぎになりたい。小さな小さなドール用の靴。1950年頃。

ここ最近「毛皮は野蛮!」なんてヨーロッパの環境保護団体みたいな人たちが運動していますが、元々狩猟民族のみなさんですから、ここにご紹介したうさぎ一族もただ「カワイイ」だけではない雰囲気をそこはかとなく漂わせていて、そこが面白いところです。

by croa-antique | 2012-11-05 12:41 | 動物文様 | Comments(0)

紅茶のおいしい季節です

とにかく紅茶が大好きで、「死ぬ前に何が一番食べたいか?」という質問があったら迷わず「フォートナムメイソンのロイヤルブレンドで淹れたミルクティー」(お茶受けはなんでもいい、最悪なくてもいい)と答えると思います。
1年中1日も欠かすことなくおいしく飲んでいまが、これから冬にかけての季節がやはり一番紅茶の美味しく感じられる季節だと思います。

というわけで本日ネットショップにアップしたのは銀の紅茶漉しとレースのティーマット。

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銀製のティーストレーナーの色は紅茶の赤ととても相性がいいです。

カップは10年ほど前に一世を風靡したスージークーパー。
当時のあの熱狂ぶりは凄かったですね。

そして一時的なブームが去った今。。。


やはりいいものはいいです。


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プリンセスレースという可愛らしい名前のついた手法で作られたティーマット。
既成のリボンレースを使って縫っていきます。

普段はポットから直接マグカップにそそいでがぶ飲みですが、時にはこんな優雅な時間をすごせるといいなあ~~とほぼ願望の世界です。

by croa-antique | 2012-11-01 15:37 | 骨董全般 | Comments(0)