過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
メールでのお問い合わせはネットショップの「お問い合わせ」よりどうぞお願いいたします。

定休日: 年数回を除いて基本的に無休ですが不定休を取らせていただくことがありますのでご遠方からお越しの際は事前にご連絡をくださいませ。
営業時間: 12時から18時半までの間は通常開いております。
ネットショップはこちらからどうぞご来店くださいませ。

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カテゴリ:紙もの( 16 )

デコパージュ? コラージュ?

今回のパリの買い付けで一つとても衝撃的な出会いがありました。
見つけたのは11月8日のクリニャンクール。
その5日後にパリの同時多発テロが起こり週末の蚤の市は全て閉鎖されたことを考えると余計にその出会いが不思議なことに感じられます。

場所はクリニャンクールの中でも大きなアンティーク家具やナポレオン3世様式以前の豪華な調度品ばかりを扱う高級ショップが並ぶ一隅で、普段は行かない場所でしたが、その時はなんとなくふらふらと迷い込んでいったのでした。

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この奥にそれはバラバラの状態で放り出すように置いてありました。

見たときに、これを作ったのは前世の自分ではないかと思いました。^0^
そのくらい趣味がドンピシャだったのです。

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これです。
大きな4面のスクリーン。

1枚の絵に見えますが、これは19世紀に発明されたクロモリトグラフ(多色石版印刷)という、世界で初めて大量にカラー印刷を可能にした手法によって印刷されたイラストを集めて自分の好みの部分を切り抜いて組み合わせ貼って、最後に膠でコーティングをしたものです。

クロモリトグラフと現代のオフセット印刷の一番の大きな違いは、今の印刷は全ての色を赤、青、黄、黒の4つの色だけで印刷しますが、クロモリトグラフは目に見えている全ての色を何十種類も顔料を乗せていくことによって表現します。

クロモリトグラフ以前には、印刷物に色をつけるには手彩色と木版画以外にはありませんでした。手彩色は大変に手間のかかることですし、手間を考えると色数も限られてしまいます。
木版画もやはり色数は限られますし、鮮やかな色を出したり、細かい仕事は出来ませんでした。
しかし、クロモリトグラフによって細かい表現も鮮やかな色も可能になり、しかも大量に作ることが出来たので、その時代になって初めて多くの人は鮮やかなカラー印刷の世界を知ることになったのです。
たくさんの人がクロモスに魅了されたのもうなづけます。

このスクリーンには木版画も多く使われていますが、クロモスも混じっていて、1870年代、クロモスの出回り始めた時代のものであることがわかります。
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作ったのはとても動物の好きな人だったのでしょう。
犬のお手入れをしている少女は木版、回りの犬たちはクロモスです。発色の違いがよくわかります。

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手紙をあげようとしているのは鳥に?小さな人たちに?
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犬とともに囲む食卓。
両端の男女は同じ絵ではなく別々の絵から切り抜かれて組み合わされています。
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リアルな赤ずきんちゃんと巨大なアザミ
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永遠の子供時代
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冬の朝
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氷の世界

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裏面は水のイメージです。
巨大な白鳥のいる水辺の風景

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このように自分の思うがままの世界を簡単に表現できるのが素晴らしいです。
スクリーンだけでなくスクラップアルバムと呼ばれるアルバムにたくさんのカードやクロモスを貼って楽しむことも盛んでした。

どのアルバムも作った人の趣味や性格が反映されていて見ていて飽きることがありません。

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何が何でも空間を埋め尽くしたい人

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きっちり1ページに2枚ずつ、いつ誰からもらったかもちゃんと記録して。。。
きまじめ几帳面な人

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この人の中にはきっと1ページごとに物語があったのだろうなあと思わせる人

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モノクロの印刷物を混ぜるとシックなイメージになります。
1870年代以前や1880年代初期の古いアルバムに多いです。

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これを作ったのは特別な才能がある人です。手描きの線がとても美しく配置も趣向が凝らされています。真ん中の円は紙がくりぬかれていて、下に置く絵によって雰囲気が全く変わるようになっています。

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同じ人が作った別のページ
男性だったのかもしれませんね。。。

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美しい筆致の文章や手描きの絵とイラストとの組み合わせも1870年代以前の古いものに多いです。

昔の人の字は本当に美しいですね。。。。

さてさて、このように既存のイラストを切り抜いて好きなように配置して作る作品のことをコラージュと呼んだりデコパージュと呼んだりします。

コラージュとデコパージュの違いって何だろう。。。とちょっと調べてみたらとても面白かったです。

デコパージュとはフランス語の DECOUPER(切り抜く)という言葉が元になっていて、つまりは「紙を切り取る」ということ。

対してコラージュはやはりフランス語の COLLER(糊で貼る)という言葉が元になっていて、「何かを貼っていく」ということ。

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このネコちゃんたちのうち、男の子がやっているのがデコパージュで女の子がやっているのがコラージュです。

コラージュを作るには材料は紙とは限らず要はそこらへんにあるものなんでも貼っていけばコラージュですが、デコパージュの場合は紙(布も?)に制限されます。
「切る」という作業に重きが置かれるんですね。
そしてあくまでも平面で展開されるのがデコパージュで、コラージュは立体でもなんでもありという感じでしょうか。

今ではデコパージュは装飾の分野で主に使われ、コラージュというとちょっと高尚なゲージュツ^-^の分野というすみ分けもあるようです。

私はコラージュは全然持っていません。
なんでだろうと考えてみたら、19世紀にはコラージュと言うものは存在しないんですね。戦後でしょうか、比較的新しい手法のように思います。素材としてアンティークが使われていたとしても最近の人の趣味嗜好が入ってくると私には興味がなくなるようです^-^


唯一惹かれて買ったコラージュ

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アンティークのプリントに髪の毛やコード、リボンなどがあしらわれています。
この人の感覚は好きだな。♪

カラーであることが当たり前の今ですが、19世紀の色は特別です。
機会がありましたらぜひ小さなアンティークのカード一枚を手に取って、19世紀の色を実感していただけるととても嬉しいです。























by croa-antique | 2015-11-26 13:20 | 紙もの | Comments(0)

アンティークカードの魅力 ~レースペーパー~

ライフワークとして取り組んでいる19世紀のアンティークカードの蒐集ですが、その魅力は尽きません。今回は特にレースペーパーに光を当てて数点ご紹介したいと思います。
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森の中鳥の巣を見つけた少年少女の光景がレースペーパーで表現されていて、その色のない世界と次のページのあせた緑の対比が独特の美しさです。

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これも森の風景ですが金箔が全体に貼られていてロココ調の華麗さが表現されています。
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レースを何層にも重ねるのもよく使われる手法です。立ち上げることによって立体的な陰影の美しさが生まれます。
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細部もとても細かいです。
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紙のレース、色とりどりのクロモス、糸のレースに囲まれた少女のカード。
見開きになっていて裏側は。。。。

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また全然雰囲気の違うバッカスの少年たち。
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引っ張るための薄いシルクのリボンもきれいに残っています。
1870年代のものです。

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ダブルの額に入った絵のようなイメージで作られたカード。

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少し黄色みがかった柔らかなタイプのレースペーパーです。
若い女性の繊細な美しさを引き立てています。

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銀箔の貼られた幻想的な世界。
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妖精の羽も細かい透かしの編状になっています。

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赤ずきんちゃんとおばあさんみたいな牧歌的な情景です。
レースペーパーはとても硬質で金属のようです。
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古い時代の特徴です。1860年代。





by croa-antique | 2015-10-30 13:20 | 紙もの | Comments(0)

開く喜び アンティークカード

これまでにもいくつかの美しい細工のアンティークカードをご紹介してきました。
19世紀に開発されたクロモリトグラフによる華やかなカラー印刷やエンボス、ダイカットなど新しい技術と昔ながらのドライフラワーや紙細工を組み合わせた繊細なカードはどれもとても美しく見飽きることがありません。
今回はそんなアンティークカードの中から特に封筒のようなものに入っていて中を開いてみるタイプのカードをご紹介いたします。
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エンボスの細かさは古ければ古いほど細かいです。
これはあらゆるアンティークに共通することです。
こちらのカードは封筒の裏側に1864年と記されています。
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同じ時代の物です。赤く透けているのは当時の最新技術によって生み出されたセルロイドです。
ガラスのように透けるのに質感は紙のように薄く柔らかなセルロイドの登場は当時の人々を驚かせことでしょう。
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ステンドグラスのように光を通します。

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こちらの表側はごく普通の紙ですが手描きの蝶や手作りの紙細工の花で飾られて特別感を増しています。
そしてメッセージは・・・・・
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ここにも見開きの手紙が!!

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サシェを忍ばせているカードも多いです。
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美しいシダの模様
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こちらはダブルになっています。

*番外編~ジュエリーになったラブレター~
普通の手紙のラブレターももちろん嬉しいですが、こういうのをもらったらその嬉しさはやはり格別♪
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封筒も手紙も金で出来ています。小さな小さなチャームです。
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こちらも小さな金のブローチです。
ビクトリアンで愛の使者とされたツバメが手紙を運んでいます。
よく見るとツバメの目には小さなカボッションのルビーがはめ込まれています。





by croa-antique | 2015-09-07 12:27 | 紙もの | Comments(0)

初聖体カード

カソリック教徒の方はもちろん、小さい頃にカソリック系の幼稚園や日曜学校に通った経験のある方は小さな手札サイズのキリスト教の教えがイラストになった美しいカードを手にした記憶があると思います。どれにしようか迷うのも楽しかったなどという経験を聞くと羨ましくなります。^-^
私は幼稚園はキリスト教系でしたがプロテスタントのバプテスト教会だったので小さなカードを目にし、手に取る機会はありませんでした。

今ではパリのアンティークマーケットを巡ればたくさんのホーリーカードと呼ばれるカードを目にする機会は多くあります。
でも、一枚一枚選ぶと案外ばかにならないお値段。。。

なので数を集めることはなかなかに難しいことです。

今回は縁あって一挙に良い絵柄の物をたくさん入手できましたのでご紹介いたします。
一枚一枚ももちろん美しいのですが、まとめて目にするとその静かな平穏な世界に心が落ち着きます。
色合いも、使われているどの色にもほんの少し薄墨を落としたような枯れた青、ピンク、黄色、、、、さすがフランスの感性だなと思います。

今回のホーリーカードの多くは初聖体のカードが多く、前の所有者様がこだわって集められたのでしょうか。

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カソリック教の方たちが10歳前後に行う拝礼の儀礼です。

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裏に儀式が行われた日付とその人の名前が印刷されています
たくさん作って回りの人に配ったのでしょうか。

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これは完全な形で残っているのがとても珍しいものです。
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左の写真はおじいちゃんおばあちゃんの姿でしょうか。
メダイも外されることなくそのままの状態で残っています。
とても個人的なスーブニールです。

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150枚以上あります。
店頭にて一枚100円~~300円で売っています。(30日に持っていきます。)
ぜひお気に入りの一枚を見つけにいらしてください♪





by croa-antique | 2015-06-28 14:07 | 紙もの | Comments(0)

ポストカードでお遊び

昨日テレビで、雑誌「小学一年生」のモデルオーディションの一位の女の子を見て、まあ!!可愛いのなんの!!
最高級の幼いテートジュモーのようなお顔をしていました。♪

それに影響されて急きょポストカードの「顔」でお遊び企画を♪

まずはタレントさん似バージョン

100年前のちび栗原類君
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くりくりのいたずらっぽいお目目が芦田愛菜ちゃん風
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繊細な輪郭、大きな目が満島ひかりさんみたい♪
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続いて、今まで見た中でインパクトならこの方!編
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幼いながらすさまじく強い眼光にひるんで、最初に見たときは買わずに帰り、数が月後、同じ店にまだあるのを発見してやっと買いました。^-^
これも同じモデルちゃんですね。
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どんな女性に成長したか気になります。

究極の名画編
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写真ではなく絵としか思えないような完璧な美しさの少女です。

番外編
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「教会でお説教を聞く人々」という設定での撮影です。
大きいお兄さんお姉さんががんばって演技をしている中で一番小さい子が一人心ここにあらずで手遊びをしているのがとても可愛いです♪










by croa-antique | 2015-01-26 12:55 | 紙もの | Comments(0)

プレゼンテーションボックス制作のすすめ

紙箱が好きです♪♪♪ というテーマでブログを書いたのは一度や二度ではない気がしますが、どうしてこんなに惹かれるのでしょうか。

手のひらサイズのアンティークの紙箱
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可愛い少女のクロモスが貼られたこの19世紀の紙箱。
何の箱だったかというと・・・・

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なんとベーキングパウダーが入っていた箱です。^0^
料理も楽しくなりそうです。

でも紙箱は状態のいいものはとても少なくて高いです。
同じクロモスでも、カードの5倍くらいの値段がしてしまいます。

じゃあいっそ作ってしまおう♪
と、小さな空き箱を見ると変身させるのが楽しくて仕方ありません。

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どら焼き4個入りの箱も華麗に変身♪

これは造花以外は新しい素材で作りましたが、やはりアンティークの素材を使うと深みが違います。

時あたかもバレンタインデー間近♪ということで100円ショップには可愛い手ごろなサイズの紙箱がたくさん売られています。

さっそくゲットして変身作業♪

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短すぎて役に立たなかったレースもこうすると俄然魅力を発揮します。

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チョコレート色の箱には相性の良いモスグリーンのドレスを着た少女のクロモスと
ベージュのリボンを貼りました。

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中には流麗な筆致のサイン帳の1ページを敷いて。。。

こんなことをやっているのが人生の至福のひと時です♪

店には古いカードがたくさんありますので(写真のポストカードは100円~
クロモスは300円~)
どうぞお気に入りの素材を見つけにいらしてくださいませ。m(__)m

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赤ずきんちゃんのクロモスの貼られた19世紀の紙箱。
不思議な雰囲気です。


by croa-antique | 2015-01-19 19:57 | 紙もの | Comments(1)

PAULI EBNER の世界

パウリ・エブナーはウィーンのイラストレーターで1920年代の後半から1945年頃まで子供を題材にしたたくさんのイラストを残しました。
ネットショップに彼の作品を一つアップしましたのでこちらで合わせてポストカードを数点ご紹介いたします。

時代はすでにクロモリトグラフからオフセット印刷に移っていますが、彼のポストカードはその中でも石版印刷時代の手法を残していてとても繊細です。
そして絵柄も軽やかで上品で古き良きウィーン趣味が味わえます。

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イースターの野原

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サンタさんだよ♪

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夏の公園でお店屋さんごっこ

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Just married !

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大好きな人の訪問

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春の子供部屋

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パーティーへ♪

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心配なお母さん

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春の花摘み

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これ、あげる♪

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チョコレートをどうぞ♪

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イースターエッグ

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ウェディングパーティー

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ウサギと一緒にイースターのお祝い

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大事なパンがぬれないように。

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お絵かきの時間

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どっちの子がお目当て?

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みーちゃった!

*カード類は気がつかない間に店で売れてしまったりして在庫の把握が難しいのでネットショップのほうになかなかアップできません。
もしご希望の方がいらっしゃいましたらこちらからメールでご注文をお願いいたします。

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上の8点は各1700円(送料込み)

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こちらの4点は各2200円(送料込み)

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こちらはプロポーズから結婚式、赤ちゃんの誕生までのシリーズです。
5枚セットで10000円です。

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上の左と真ん中は1945年頃の物で若干印刷の色や手法が現代のオフセットに近いです。
上の右は消印が絵に押されています。下は紙によれがあります。
各1200円(送料込み)です。











by croa-antique | 2015-01-06 01:49 | 紙もの | Comments(0)

星降る夜の

初期の白黒写真が使われたアンティークポストカードの中には時々、黒い色が銀灰色に変化しているものがあります。

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こんな感じに美しく銀化して光ります。
この現象は、最も初期の写真のしかも初版の物にしか現れません。

目の影に銀化が現れる時もあります。
独特の雰囲気があります。
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そして、その中のごく一部、写真自体がビニールコーティングされているような質の時には銀灰色がラスター彩のような玉虫色の光沢を持つことがあってこの現象が大好きで集めています。

そしてまたその中のごくごく一部には星空、もしくは雪の夜空を表現するような白い点々が印刷されているものがあって、大げさなようですが背景に宇宙が見えるような気がします。
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これを私は一人勝手に「ポストカード界の曜変天目」と名付けています。^-^

曜変天目一例
曜変は窯変が転じたもので、意図して出来たものではなく、焼成時の偶然の産物です。

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曜変天目茶碗は「器の中に宇宙が見える」として大珍重され、とっても高い(なんてアバウトな表現。。)骨董ですが、小さなアンティークカードの中にも見つければ宇宙は見えます。

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青く赤くメタリックな光を放っているのがこの画像で伝わるでしょうか。。。

写真の技術のことは全くわかりませんが均質に焼き付けることができなかったからこそ生まれた偶然の産物なのでしょう。

技術が発達してきっちりときれいに印刷できるようになった数年後の物にはこういう美しさは消えてしまったのは皮肉なことです。



これで今年のブログの更新は最後になります。(ネットショップの方はなるべく頑張って出番を待っている商品たちをご紹介していきたいと思っています。)

この1年間もたくさんのお引き立てを誠にありがとうございました。
m(__)m

来たる2015年もまた今年以上のたくさんの美しいもの面白いものをご紹介してまいりたいと思っておりますので引き続きましてどうぞよろしくお願いを申し上げます。

来年最初のブログのテーマはもちろんこの方で再会したいと思っています。^-^

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今はもうちょっとお休み中 zzzz

みなさまどうぞ良い年末年始をお過ごしくださいませ!!
ありがとうございました。








by croa-antique | 2014-12-24 11:32 | 紙もの | Comments(0)

クロモス

現代のオフセット印刷は赤、青、黄の3つの色だけですべての色を表現しています。パソコンやテレビの画面は 赤、青、緑の3つの点の集まりです。

今は一家に一台プリンターは当たり前の時代になりつつありますから、プリンターをお持ちの方はよくご存じと思います。

私たちは普段、あふれるような人工の色を目にしていると思っていますが、実はそれは全てただの目の錯覚を利用したものにすぎません。

このオフセット印刷が生み出される前のカラー印刷はクロモリトグラフといって、使われるすべての実際の色を版画で重ねて印刷していました。
19世紀の後半に大量に作られたグリーティングカードや20世紀初期のポストカードもクロモリトグラフの手法で作られていてとても魅力的です。

長年扱ってきた中から選んでもちろんオフセット印刷ですがリプロダクションいたしました。
昔の印刷技法の深みのある色合いをなるべく再現できるように紙質には特にこだわって、上質のマットな紙を使いましたので美しい仕上がりになっていると思います。

店頭では一枚150円でお売りしていますが、12枚セットにして特別価格でご紹介しております。
まだネットショップには1セットアップしたばかりですが、あと数セットアップ予定でおります。

メールがの発達でポストカードを出すという習慣自体がそろそろアンティークになりそうな勢いですがまだまだいろいろなタイプのポストカードは作られ続けています。

誰かに送るのもですが、小さな手のひらサイズのアートとしてもこの上なく素晴らしいものだと思います。

時代の流れに淘汰されていったとしても良いものはきっとこれからも作られ続けていくことでしょう。

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by croa-antique | 2014-10-27 12:04 | 紙もの | Comments(0)

変わり種 ポストカード

ちょっと前に「100年ひとまたぎ」という記事を書きましたが、100年前と今を比べて一番進歩したなあと思うのはインターネット通信ではないでしょうか。

通信に限っては人はもうドラえもんの「どこでもドア」を手に入れたも同然で、どんなに離れていてもインターネットさえあれば隣の部屋にいるのとまったく同じ感覚でやり取りができます。

昔のまだるっこさがウソのようです。

日本からイギリスに送られた1905年の絵葉書。
全部同じ人が同じ人に当てて書いています。

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届くのに一体何か月かかったことでしょうか。
それでも届けばいいですが、届かないで行方不明になってしまったものもきっとあったと思います。
いまでさえ、ヨーロッパから日本に送ったはずのポストカードが待てど暮せどやってこないで、2か月たってあきらめた頃にやっと届いた。というようなことが時々あります。
地球を2周くらい回ってたんでしょうか。

でも、一枚のポストカードにこもる想いはメールとはやはり質の違うもののように感じます。

今日はアンティークのポストカードの中からちょっと変わったものをご紹介いたします。

まずはこちら
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これだけ見るとただの子ネコの写真のポストカードで、どこが変わっているかわからないと思いますが、このカードはネコそっくりの声で鳴きます。

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中にふいごのようなものが入っていて押すと音が出る仕組みです。

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ガラスやプラスチックの目がはめ込まれたタイプ。

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金属の飾り付きのイースターカード

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毛皮や布で動物の毛並みを表現しています。

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ドライフラワー付き。
しかも鳥は立体的に持ち上がる仕掛けです。
郵便屋さんたちはとても気を使って取り扱ったことでしょう。

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これは以前一度ご紹介しました。ビスクのフローズンシャーロットの双子付き。

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これらは観光地で売られたもののようです。
その土地の名所の写真が隠されています。

最後に、私の知っている中で一番手の込んだポストカードがこちらです。

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未使用です。

表面は・・・


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毛皮が貼られた上にシルクのリボンで結わえられたパンジーとピンクのマーガレットの花束、そして本物の香水の入っているガラスの香水瓶もついています。

センチメンタルの極致!という感じです。

これを上回るポストカードにはまだ出会ったことがありません。







by croa-antique | 2014-08-08 23:30 | 紙もの | Comments(0)