過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
メールでのお問い合わせはネットショップの「お問い合わせ」よりどうぞお願いいたします。

定休日: 年数回を除いて基本的に無休ですが不定休を取らせていただくことがありますのでご遠方からお越しの際は事前にご連絡をくださいませ。
営業時間: 12時から18時半までの間は通常開いております。
ネットショップはこちらからどうぞご来店くださいませ。

http://croa.ocnk.net/


画像をたくさん載せています。どんどん更新中~
インスタグラムはこちらです。

https://instagram.com/antiquecroa32/

にほんブログ村 雑貨ブログ アンティーク雑貨へ
にほんブログ村

ランキングに参加しています。


外部リンク
カテゴリ
子供文化
音楽
アールデコ
ラッキーアイテム
植物文様
キャラクターもの
紙もの
民族文化
動物文様
ヴィクトリアン
店情報
骨董全般
布製品
アールヌーボー
プライベート
日本製のカワイモノ
最新の記事
イギリスに買い付けに行ってま..
at 2017-03-26 23:17
3月2日から3月8日までフラ..
at 2017-03-01 11:30
フランス買い付けに行ってきます。
at 2016-11-02 11:19
買い付けに伴う店舗営業変更の..
at 2016-09-19 10:47
9月7日にご来店日変更につい..
at 2016-09-07 18:44
店のメールアドレスを変更いた..
at 2016-08-17 18:33
ネットショップのお買い物に関..
at 2016-06-13 13:18
19世紀の香水ショップ
at 2016-06-13 12:59
ファーネル ディンキー
at 2016-06-12 10:56
時が止まった部屋 ~シャンソ..
at 2016-06-11 12:05
以前の記事
2017年 03月
2016年 11月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 03月
ブログパーツ


カテゴリ:ラッキーアイテム( 12 )

黒猫の系譜

まずは数年前に書きましたこちらをお読みくださいませ。→m(__)m

不吉と言われ迫害の歴史が続いていた黒猫に救いの手を差し伸べたイギリスではモヘアの起毛布地を使ったぬいぐるみと言うものが作られ始めるようになったごく初期から黒猫のぬいぐるみが作られました。
時代にすると1900年から1910年にかけてがその最初だと思います。

今日ネットショップでご紹介した黒猫はその中でも最も古く大きいレアな黒猫ちゃんです。
どっしりとした風格があります♪
d0253172_11103667.jpg
同様のタイプの普通サイズの子たち。
どの子も尻尾は動物の毛が使われています。
d0253172_11135584.jpg
このように4本の足で踏ん張ってお尻をあげて威嚇しているようなポーズの猫はなぜかトムキャットと呼ばれています。
謂れはちょっとわからないのですが。。。

このトムキャットはシュタイフでも数種類作られました。
よく見かけるタイプはこの子です。

d0253172_11151886.jpg
1930年代のシュタイフ製。
左の小さな双子はメーカー国籍不明です。。。。同時代のチビチビちゃん。

実はシュタイフは1910年代にもタイプの違ったトムキャットを作っています。
しかし!!
これがまあ幻もいいところ。。。。
私はオークションカタログの写真で見たことはありますが、実物は触ったことはもちろん見たことすらありません。
持っています!という噂すら聞かない。。。。><
生きている間にどんなにボッロボロでもいいから一目見てみたいものです。

幻の1910年代シュタイフトムキャットはこちらです

d0253172_11085815.jpg
なんとなんとこの時代にあってオープンマウスです!シュタイフのオープンマウスの歴史はすでにここから始まっているのですね。^-^

トムキャット以外のイギリスの黒猫キャラクターをご紹介いたします。
d0253172_11132473.jpg
でかさでは負けてないぜ!
ファーネル社のフィリックスザキャット 1920年頃
d0253172_11111238.jpg
これも数年前はひょこひょこ見つかったのに最近影も形も消えてしまいました。
EINCO社のFIFI

d0253172_11113689.jpg
ボンゾのお友達 ウールーの香水瓶 1930年頃

d0253172_11402324.jpg
可愛いブリンキーちゃん  ファーネル社 1920年代

d0253172_11142103.jpg
いつも喧嘩だけど仲良くお寝んね トムとジェリー メリーソート社 パジャマケース

d0253172_11145193.jpg
この子は戦後ドイツの子です。名前度忘れ~~~><

イギリスから始まった黒猫愛は海を渡って1920年頃、アールデコの波に乗って日本にもやってきました。
それはもう様々数限りない黒猫グッズが作られています。
d0253172_11172736.jpg
木製小物入れ。
和猫と言えば尻尾の短いネコをすぐに思い浮かべます。
こんなひょろっとした長い尻尾の猫も古くから土着していたんでしょうか?
それともこの時代に海を渡ってやってきたのでしょうか???

最後におまけで黒猫ラッキーグッズを少しだけご紹介いたします。

d0253172_11160287.jpg
集め始めるときりがないけど楽しいポストカードたち。
真ん中の屋根の上の猫とぬいぐるみの構図、昨日インスタグラムに上げた写真と偶然そっくりです!^0^

d0253172_11164039.jpg
マッチ箱は結婚式のケーキの飾りを入れてしまっておくためのものです・
革製の2匹はグッドラックのおまじない6ペンス銀貨を入れて持ち歩きました。






by croa-antique | 2015-12-13 11:48 | ラッキーアイテム | Comments(2)

西洋版 勾玉 ?

1830年頃から、古代エトルリアの遺物が続々と発掘されてヨーロッパの人々はその細工の緻密さに驚くことになりました。
ジュエリーの世界では特に粒金細工という、極小の金の丸い粒を使ったジュエリーが人々の心をとらえ、当時の彫金師たちはその技法を独自に開発してエトルリア様式のジュエリーが次々と生み出されました。
そのご紹介はまたいつかまたこちらでしたいと思います。

d0253172_01302201.jpg
1830年頃にイタリアで作られたサンゴのチャームです。
左側の水差しの形にエトルリアの影響が見られるように思います。

しかし今日の主役は、向かって右から2番目にぶら下がっているひゅるんとした細長いモノ。

これは一体何の形に見えますか?

これは西洋ではグッドラックのお守りとして伝統的に身に着けられている物体です。
最近では何をどう間違ったか某有名ブランドで「金運アップ」を謳って商品化されたこともあります。
日本の招き猫が今ではすっかり商売繁盛のシンボルになってしまって、お客様やお金を招いてくれるモノという認識になってしまったのと同じ経緯でしょうか。

この細長い物体の由来に関する説は2種類あって、動物の角を模したものという説と、人間の魂の形を表したものという説があります。

それで思い出すのは「勾玉」です。

全くの門外漢なのでネットでにわか勉強してみたところ、勾玉のあの形にはいくつかの説があって、胎児の形、三日月の形、というのもありますが、動物の牙、という説と、魂の形を表したもの、という説も存在するようです。

西洋と東洋のこの二つの形、細長くねじれているのと、丸っこく丸まっているという違いはありますが、根っこでつながっていてどこかとても良く似ていると感じます。一番の類似点は、どこにもごつごつしたところがなくすべすべつるんとなめらかなところです。
元々は動物の牙や角の形だったとしても、それが抽象化されて実際の形を持たない可動なもの、様々に自由に形を変えられるもの、目に見え、手に触れることの出来る実体のないものに変化していったことの表れのように感じられるのです。

たぶんこれらの由来に関して最も妥当なのは、動物の角や牙の形というのが常識的な感覚なのでしょうけれど、火の玉の形もほうふつとさせるこれらの形は「魂」の形を表したものであるという説もなかなか捨てがたいと感じます。

古い時代の人々ほど、アクセサリーをただの飾りとしてではなく、もっと強い願いや思いを込めたもの、自分の身を守ってくれるお守りとしてや、神様とつながるための手段として身に着けたり、大切な人にあげたりしたように感じるからです。

*追加のお話

ブログを読んでくださったお客様からメールを頂いて、インド、中東のペイズリー模様もまたつながっていることを教えてもらいました。
ペイズリーも由来は水滴、魚、葉っぱ、糸杉、など形の起源は諸説あるようですが、その根本にあるのは「生命力」だそうです。
まさに「魂」そのもの。
世界はつながっているんだなあと感じます。
d0253172_11115451.png






by croa-antique | 2015-06-07 01:59 | ラッキーアイテム | Comments(1)

毒(?)キノコ

ラッキーアイテムシリーズ第10弾です。

d0253172_13502551.jpg
「キノコ見つけたよ♪」

しかしこれはどう見てもベニテングタケ。
強い毒性があって、食べると幻覚作用があると言われています。

「不思議の国のアリス」で、アリスが体を小さくしたり大きくしたりするためにかじったのが「キノコ」です。

それを思うとアリスのお話はビートルズの「Lucy in the Sky with Diamonds」
ばりに危ない世界の話でもあります。

d0253172_13505297.jpg
1950年代のプラスター製ブローチ。
サイケデリックの先駆けのようなデザインです。
どんな人がどんな風に身に着けたのか^-^

d0253172_13572672.jpg
「キノコの上で一休み♪」な可愛いピクシーのケーキデコレーション。
d0253172_13574702.jpg

d0253172_13545183.jpg
Frances Brundage(フランシス・ブランデージ)イラストのポップアップ式バレンタインカード

開いた時の感じがキノコの裏側のひだを表すのにぴったりです♪
d0253172_13542051.jpg



d0253172_13534559.jpg
1930年頃の日本製のガラスのチャームブレスレット。
ヨーロッパに向けた輸出用です。
緑のはカエルですが、赤い動物は一体何?
d0253172_13521469.jpg
こちらは1920年代の銀にエナメルのヨーロッパ製。

d0253172_13512945.jpg
キノコのそばでくつろぐピクシーたち。
卓上の塩胡椒入れです。
1920年頃のイギリスに向けたドイツの製品です。


あえて毒入りのキノコをラッキーアイテムに使うというのはとても面白い発想だなあと思います。

ラッキーアイテムとしてのキノコはもちろんベニテングタケだけではありません。
d0253172_13531699.jpg
シイタケ風、ヒラタケ風、エノキダケ風。

d0253172_13551367.jpg
森の奥に生えたヒトヨダケ(?)
ガラスのインタリオの独特の光がとても幻想的です。
d0253172_13580995.jpg
超リアルなビスクのキノコとウサギ
ちいさいものなのに裏側まですごくリアルに作られています。
d0253172_13570522.jpg

d0253172_13495745.jpg
真鍮製のキノコとちょい悪そうなピクシーのレターラック。
とてもイギリスらしいデザインです。

不思議の国のアリスなどその典型だと思いますが、イギリス児童文学のファンタジーの世界は善も悪もごっちゃまぜで混沌としていて白黒ついていないその境界に遊ぶのがとても魅力です。

キノコはその象徴のような存在にも感じます。

ところでそれに関係あるようなないような、、、ちょっと横道にそれますが、上の方でご紹介した銀にエナメルのチャームブレスレットの中にキリスト教では不吉な数字とされる「13」の数字があったのにお気づきでしょうか。

d0253172_13554376.jpg
こちらの金のチャームブレスレットにも蹄鉄と組み合わされた13の数字があります。
13は長命の象徴とされているようですが、その起源がわかりません。

不吉とされる13をあえてラッキーとする反骨精神なのかブラックユーモアなのか、または全然ちがう土俗的な伝説があるのか、知りたいです。

d0253172_13561797.jpg
今日の主役はこちらでした。
ハートにつながれた4つの極小の象嵌エナメルチャームがこのブレスレットの白眉です。
実物は一つのサイズが5ミリありません。




by croa-antique | 2015-01-29 14:42 | ラッキーアイテム | Comments(0)

三つ葉から四つ葉へ

シャムロックと呼ばれるクローバーはアイルランドの国花です。
3枚の葉がキリスト教の三位一体を表しているのだとか。

ちなみに、3月17日はアイルランドにキリスト教を広めたセント・パトリックの記念日です。
東京でも毎年表参道でお祝いのパレードが開催されて道が緑に染まります。
アイルランドの名物黒ビールのギネスが無料で飲めたりしましたが、今年もやるのかな。^-^

d0253172_14011033.jpg
ギネスといえばトゥーカンのキャラクターが有名ですが、他にもアシカ、カンガルー、亀、などなどいろいろいます。


脱線でした。
19世紀のヨーロッパでクローバーは幸運のおまじないとしてたくさんデザインされていますが、みんな三つ葉です。

d0253172_14015812.jpg
ヨーロッパ各国のアクセサリーの数々。
幸運のおまじないであるウィッシュボーンや蹄鉄と組み合わされているものもあります。
ダブルラッキー♪♪
蹄鉄と組み合わされているクローバーの葉にはアイルランドで産出される緑色のアゲイドが使用されています。

d0253172_14025930.jpg
イギリス製銀の魚料理をサーブするためのカトラリー。

d0253172_14345318.jpg
ボヘミアンの卓上用ビネガー入れ。

そこに突然四つ葉のクローバーが出現し始めたのは20世紀に入った頃のことです。

d0253172_14062744.jpg
ピーターパン(1904年)にインスパイアされたようなデザインのティーマット
アーツアンドクラフツの影響も見られます。
イギリス製

d0253172_14073212.jpg
ウィーン セセッション時代の携帯用写真入れ

d0253172_14065826.jpg
同じくウィーン製のミニチュアブロンズ。
d0253172_14041930.jpg
アールヌーボー時代によく使われた技法 プリカジュール(透明七宝)の小物入れ。
ノルウェイ製。

d0253172_14035129.jpg
アイルランドの都市のスーベニアのペンダントとイギリスのグッドラックの神様のペンダント。

神様は額に下向きに四つ葉のクローバーの刻印があります。

d0253172_14053732.jpg
小さすぎて上手く写せませんでした。
世界一小さな四葉のクローバーとしてギネスに認定していただきたい。^-^

ここまで全ヨーロッパ規模で四葉のクローバーが席巻したということは、1900年頃に何かのきっかけが必ずあったはずなのですがわかりません。

一体何があったのでしょうか??

d0253172_14082763.jpg
三つ葉から四つ葉へ、世界は動いた・・・・











by croa-antique | 2014-03-07 14:46 | ラッキーアイテム | Comments(0)

ビリケンさん大集合

新年ですのでお目出度い話題を続けます。

今日はビリケンさんです。

ビリケンさんは1908年にアメリカの若い女性によって生み出されました。
なんと、その方の夢にお告げを持って出てきたそうです。

そのお告げとは「私の足の裏を掻くといいことがあるぞよ。」です。


ビリケンさんの人気は瞬く間に世界中に広がりました。

d0253172_1744639.jpg
ドイツ製です。
真鍮やブロンズで作られたこれらはドイツらしくとても丁寧に細部までしっかりと表現されています。
向かって左から ベスタ(携帯用マッチ入れ) ロウソク立て マチ針刺し。
1908年10月6日にパテントを取ったという刻印があります。
ビリケンさんが生まれてからあっという間の事です。 

d0253172_178770.jpg
白と緑のガラスのビリケンは日本製、銀のペンダントはイギリス製で、どちらも1910年前後の物です。
日本製のガラスはやはり日本でおなじみのあのビリケンさんのお顔。
イギリスのはいま一つ上手く情報が伝わってなくてどこか勘違いしてる風?

d0253172_1785811.jpg
笑える二人。
ぽっちりした目の白い陶器はイギリス製で、観光地(カンタベリー)のお土産のために作られたものです。
どこかお坊さんを思わせるお顔の金属とガラスの物は日本製でコショウ入れです。目と鼻からコショウが出てきます。1920年くらいの物でしょうか。

d0253172_17121730.jpg
とても小さいけれどとてもよく出来ています。
白いガラスはピン式のブローチ。
銀はオリーブなどを刺すためのピックです。

d0253172_17134745.jpg
Horsman社製のコンポジションの人形。
Horsman社からはこれと、もうひとつテディベアの着ぐるみになったビリケンの2種類が売りに出されました。
ベアの着ぐるみのタイプは1988年にレプリカが製作されて、それは時々市場に出てきますが、本物のアンティークのものでこのように状態の良い物が出てくることはめったにありません。

最後にレア中のレアなビリケンさんを♪
d0253172_17165386.jpg
どちらも1830年頃の日本製のセルロイドです。
左は起き上がりこぼしです。
右は  あれ? キューピーちゃんだけど?


裏返すと・・・・・・



d0253172_17192421.jpg
ビリケンさん


通称ビリキュー

d0253172_17202092.jpg


キューピーが生まれたのは1909年。
ビリケンより1歳年下で、やはりアメリカの若い女性によって生み出されました。

この二人本当に一つの物の裏表のようです。
キューピーの作者はビリケンの存在を知っていたのか知らなかったのか、意識していたのかいなかったのか謎ですがなんとなく、全く意識していなかったのではないかと思います。

ビリケンもキューピーも、人間が作ったキャラクターというよりも、元々存在していた二人が天啓のように人間の頭を通じて人間界に下り立ってきたモノたちのように感じます。

by croa-antique | 2014-01-11 17:23 | ラッキーアイテム | Comments(0)

世界一小さな赤ずきんちゃん

「世界一」と断言して間違いないと思います。

イギリス製の金にエナメル彩のペンダントトップです。

d0253172_13131156.jpg
おうちの大きさは約1×1,5センチ。赤ずきんちゃんの身長は大体2ミリです。
家の側面の窓はちゃんと中が覗けるように格子状に切り取られています。

これだけでも凄いですが、これの凄いところは。。。。。。。。


d0253172_13165155.jpg
中にちゃんとオオカミがベッドで寝ています!

d0253172_13173333.jpg
赤ずきんちゃんのかぶっているフードの形もきれいに表現されて、赤ずきんちゃんのドキドキ感が何だか伝わってくるよう。

今アクセサリーというと、身につけてきれいに見える、着け映えのするもの、という感覚ですが、20世紀初めの頃までのヨーロッパでは違うタイプの物がたくさんあります。

自分をきれいに見せるためにつけるのではなく、上手く表現できませんが、何か祈りに近いような感覚を受けます。(自分でも若干意味不明^^うまく言葉にできません。。。)
また、そういう心の深いところを満たすために多くのアクセサリーがつくられました。


d0253172_13244521.jpg
1センチちょっとの真鍮製のおうちに入っているのは。。。


d0253172_13254777.jpg
エナメルのブタの夫婦。

d0253172_13263470.jpg
金の教会の中では。。。。


d0253172_13273486.jpg
世界一小さな結婚式が執り行われています。

こういう小さな中に驚きのあるアクセサリーは店にたくさん置いてあるのですが、小さすぎてなかなか人目につきません。
また、見ても細かいところまでは肉眼ではちゃんと見ることができません。
豚小屋の屋根の形なんてこんなに細かく出来ていたんだ!とあらためて驚きました。

こうやって画像でご紹介出来るのは幸せなことです。

by croa-antique | 2013-05-29 13:31 | ラッキーアイテム | Comments(0)

煙突掃除人

イギリスのラッキーアイテムの一つに「煙突掃除人」があります。

これは、イギリスの古くからの言い伝えで、「煙突掃除人と握手をして、手を煤で汚してもらうと、その日一日縁起がいい。」といわれていることから来ています。

d0253172_0162692.jpg
サンゴの犬やうさぎなど、ラッキーアイテムがたくさんついているチャームブレスレット。煙突掃除人のチャームが3つもついています。(一つは梯子だけ)

拡大してみました。

d0253172_0204443.jpg
丸いエナメルは直径7ミリ。細かい仕事です! 1920年頃の金細工です。

d0253172_022164.jpg
これは、19世紀の人形です。「フローズンシャーロット」と呼ばれる白磁の人形に煙突掃除人の格好をさせている珍しいものです。



ところで、なぜ「煙突掃除人と握手すると縁起がいい。」といわれるようになったんでしょうか。

19世紀より以前のイギリスで、煙突掃除の仕事をしていたのは、主に小さな貧しい男の子たちでした。
有名なディケンズの「オリバーツイスト」に、その境遇の過酷さが書かれています。

危険と隣り合わせの命がけの仕事をして、わずかのお金をもらって、そのお金も親方にほとんど全部とられてしまい、貧しい食事しか与えられなくて幼くして死んでいったたくさんの子供たち。
ディケンズの小説では、そんな子供たちが、寒い冬、白い雪の中を真っ黒になって「チムチム」と小さなかん高い声で言いながらよろよろ歩く姿を冬の雀にたとえていました。


そんな子供たちと握手して、それで「はい、じゃあさようなら。」と当時のイギリス紳士が平気で立ち去っていったとは到底考えられません。

きっと、握手したその手にいくばくかの小銭を握らせてあげたのではないでしょうか。

煙突掃除人と握手してその手を煤で汚したというのは、その日に、ほんのわずかでも、小さな慈善をした証拠。
それを婉曲にたとえてできた言い伝えではないのかなと想像しています。

暖房といえば暖炉しかなく、照明といえばろうそくかガス灯、という時代では、煙突掃除人がいなかったら火事やガス中毒になって死んでしまっていた時代。

大変な作業を担ってくれる小さな人たちへの大きな感謝の気持ちもこもっていたと思います。

by croa-antique | 2013-03-28 00:33 | ラッキーアイテム | Comments(0)

コウノトリのご機嫌は・・

前回、恋人のラッキーアイテム、錠前とカギ を話題にしたから、次はこちらを ^^

d0253172_1332826.jpg

小さな銀のチャームペンダントです。
コウノトリがくちばしで布にくるんだ赤ちゃんを運んでいます。
赤ちゃんの包みは揺れるように細工されています。

d0253172_13341625.jpg
シュタイフ製のコウノトリに赤ちゃんの入ったバスケットを持たせてみました。
シュタイフの造形力は素晴らしいですね。

d0253172_13354351.jpg
赤ちゃんはドイツ製のビスク。1910年頃のものです。

d0253172_13383398.jpg
金属製のフィギュア。
こちらの赤ちゃんはもう立っていますね。コウノトリも一安心の様子。


d0253172_13401380.jpg
陶器の小物入れです。
こういうカメオタイプの陶器はイギリスのウェッジウッドが有名ですが、これはドイツ製です。1900年~1920年頃にかけてドイツでもこういうカメオタイプの陶器がよく作られました。

d0253172_13422634.jpg
天使とコウノトリがひそひそと何やら密談中。今度はどこのおうちに赤ちゃんを運ぼうかの相談でしょうか。


ところで、「どこから赤ちゃんがやって来るの?」の答えにもう一つ、「キャベツ畑から掘ってくるの。」というのもありました。
20年前くらいだったか、アメリカでキャベツ人形というのが流行ったのを覚えています。

しかしアンティークでは、キャベツ伝説はなかなか立体化したものに出会いません。

d0253172_134615100.jpg
1910年頃の絵ハガキに発見♪
こちらは、一歩間違うとちょっとオカルトチックにもなってしまいますね。
やはり、コウノトリが大きな翼を広げて連れて来てくれる方が夢が広がりそうです。

by croa-antique | 2013-02-23 13:59 | ラッキーアイテム | Comments(0)

僕たちも戦争に行ったよ

僕たちも兵隊さんと一緒に第一次世界大戦中、戦地に行ったよ。

仲間がたくさん死んだよ。




d0253172_14482563.jpg
イギリス・ファーネル社製 キャンベル ・ソルジャー ・ベア
英国旗の色で作られました。



d0253172_14495448.jpg
同じくファーネル社製 ブラック・ラッキー・キャット


d0253172_14505524.jpg
グッドラック・マスコット
お店でよく「捕まった宇宙人」と言われますが、確かに似ています。
親指を天に向けて、額には四つ葉のクローバー、頭は木で出来ていて、後ろに 「タッチ・ウッド」と刻印されています。(イギリスで、木に触る、というのは触った人に幸運が訪れるためのおまじないです。)


今でも小さなぬいぐるみを携帯電話やバッグにつけることは普通にされています。
こういう小さな可愛らしいモノたちは、空腹を満たしてくれるわけでもない、寒さも暑さも防げない、何の役にも立たないモノですが、それでも人は身近に置くことをやめません。
戦争に向かわざるを得なかった過去の多くの人たちも同じように身につけていました。
これらの小さいモノたちはとても大きな役目を果たしていたことと思います。

by croa-antique | 2013-02-10 15:00 | ラッキーアイテム | Comments(0)

天使の階級

天使にも下級から上級までたくさんの階級があって、基本、人間に姿形が似ているほど下級とされているようです。
一番上級に属する天使はセラフィムとかケルビムと言われています。

彼らはたくさんの翼を持ち、それで自分の体を隠して飛んでいる存在とされ、下級の天使と違って、人から最も遠い存在ですので、単に記号のようなもので表されたりすることもあるようですが、多くの絵画やオブジェでは、幼な児の顔から翼が生えたような形で表現されます。

d0253172_013396.jpg
d0253172_014840.jpg

十字架にあしらわれた上級天使たち。

この二つのクロスは今日、ネットショップの方にも載せましたのでご覧ください。

ところで、イギリス人の平均的な宗教感覚も、今の日本人の仏教に対する感覚と近いようです。
知り合いのイギリス人はお母さんから「おまえは Twicer だ。」と嘆かれるそうですが、Twicer 2回者?変な訳ですが、1年に2回しか教会に足を運ばない人、ということだそうです。

真剣なキリスト教徒が少ないからこそ、十字架をモチーフにしたアクセサリーやオブジェが人気があるとも言えます。気軽にファッション的に身近に置いて楽しんでいる感覚ですね。

by croa-antique | 2012-05-16 00:23 | ラッキーアイテム | Comments(0)