過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique <実店舗>
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変わり種 アンティークのピンクッションいろいろアンティークの裁縫道具シリーズ、今回はピンクッションです。 まずは古いものから。。。 イチゴのエメリー(と言うのですね、最近お客様から教えていただきました。中に砂鉄が入っているので小さいですがずっしりとしています。)の地肌はとてもきめが細かいので現代の針を刺したら事故になってしまいます。 同時代のほそーい針ですとすっと抵抗なくさすことができます。 にしても当時の針穴の小さいこと!! 上の勿忘草の花のビーズ刺繍の物はリバーシブルです。 洋ナシの物はテープを引き出す先にハエがついています。 続いてビクトリアン、19世紀後半の真鍮製の動物たち オリジナルのシルクは発色が美しいですね。 赤の発色が鮮やかで上品です。 銀の靴のピンクッションはイギリスの定番デザインで今でも作り続けられていますが、作りはどんどん雑になっています。 これも針刺し部分がオリジナルであるものはとてもレアです。 真鍮のビリケンさんはドイツ製。背中の穴に針を刺します。 白クマは当時初めてヨーロッパの人々に広く紹介されました。 ペンギンやパンダも時期を同じくしてヨーロッパの人々の知るところになりました。 白と黒の流行したアールデコ時代にこれら、白と黒の動物が紹介されたというのは非常に面白い現象です。 いずれブログのテーマにしてみたいです。 ちょっと時代を前に戻しまして。。。。。 ビクトリアンのニードルワークとビーズワークの組み合わせの大ぶりな針刺し。 ピンはピンでもこのようにピンブローチをディスプレイするためのものだったと思います。 ふっくらと美しく存在感があります。 最後にとっておきの変わり種のピンクッションをご紹介いたします。 土台に虫ピンで大小のビーズを刺すことによって作られています。 これらの物を作ったのは、19世紀末、戦争に駆り出された海軍の水兵たちです。 長い長い航海の船の中、男たちは夜な夜な故国に残した恋人や妻の顔を思い浮かべながらひと粒ずつピンを刺していきました。 そして完成したものをクリスマスプレゼントとして女性の元に送ったのです。 作った男たちも無事に愛する人の元に帰りつくことが出来たでしょうか。 **おまけの画像** デザインが一つ一つ可愛くてたくさん集めたくなります。 そして古い時代の針の美しさ!! 高級ジュエリーのように手間をかけて作られています。
by croa-antique
| 2015-05-20 11:49
| 布製品
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