過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique <実店舗>
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額縁を!!
楽しみにしていたラファエル前派展にやっと行ってきました。
とても見応えがありました! ラファエル前派の絵画は技法も内容も解説がないと全く歯が立たないので詳しく解説してくれているカタログはとってもとっても有難いです。 ただ、カタログでひとつだけ残念だったことは、数枚の絵を除いては額縁が写っていないことです。 今回に限らず絵画展のカタログには絵だけ紹介されていて額縁の存在は全く無視されていますが、私にはそれがとても残念なのです。 2次元の絵よりも3次元の立体のモノのほうについついしっかりと見入ってしまうのは職業病かもしれませんが、額縁のないむき出しの絵は、美術というよりもただの参考資料のように見えてしまうのは私だけ?? でも、今回は数枚だけですが、額縁付きで写真を載せてくれていました。♪ 額縁には鐘(「気をつけろ!」という意味)がモールドされています。 たかだか170年前の絵ですから、額縁もおそらく絵が描かれた当時に誂えられたものだと思います。 厚く金を塗ったエンボス紙とエボニーの額との対比が渋いです。 絵だけの時よりも額に入れることによって、当時の貴族の屋敷に飾られていた時の様子がよりはっきりとわかります。 イギリスの骨董業界の言葉で IN SITU という言葉があります。 インシツとは、モノを本来のあるべき状態のままに飾る、という意味で、骨董好きならばおそらく誰もが憧れることだと思います。 日本で出来る究極はどこぞの古~~い洋館を買って、そこに好きなように好きな骨董を飾りたい!とはもちろん憧れますが、まあ先立つものの関係で到底無理~~~~~ >< となれば、せめて、一つの骨董のその周囲1ミリでも1センチ四方でもいい。当時のままの姿を再現したいとジリジリと日々努力している身としては絵だけよりはそれを入れる額縁を!それが出来たら次は額を置くキャビネットを!それが出来たら次は・・・・と思いは広がります。 そのままでは壊れやすいプラスターの額を守るために額縁ごともう一つの額に入れるという念の入れようです。 時代、材質によってデザインも様々。中に絵が入っていなくても美しい額たち。 右側は象牙風のセルロイドですが、上部の花文字やドームガラスがヴィクトリアン趣味です。
by croa-antique
| 2014-03-27 22:00
| 骨董全般
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