過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
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オープンマウスの市松さんたち

日本のお人形さんの話題を続けます。
市松人形にも有名な作家さんのものとかいろいろありますが全く詳しくないので、自分が買う時の基準は、可愛い、小さい、安い、の3つだけに絞っています。

ところが、いくつか集まったところで全く意識していなかったのですが、もう一つ共通点があるのに最近気づきました。

市松人形はほとんどのものが口を閉じて静かに微笑んでいます。
それなのに手元に集まってきたものたちは何とみんな口が開いて歯を見せていました。

口の開け方にもいろいろなパターンがあります。

d0253172_14492079.jpg
明治初期の洋装人形。
異形な表情にも見えますがとても魅力的です。口はいわゆるオープンクローズドで上に2枚歯を表す白いぽちぽちがついています。
持っている犬は和紙でできています。
この犬も口が開いています。^-^

d0253172_14511620.jpg
ちょっと口元が見えにくいですが、オープンクローズドで上だけ6枚歯
男の子は口を閉じています。

d0253172_14522943.jpg
この子はオープンクローズドで上6枚歯に加えて舌をのぞかせています。

d0253172_14501169.jpg
ウールの普段着の着物にネルのエプロンをつけた親しみやすいお顔の少女は普通にくり抜かれたオープンマウスに上4枚歯です。
足の接着に明治42年の新聞紙が使われているのですが、その記事が「今年度の電話加入の申し込みの締め切り」についてです。
時代を感じます。

最後に、なかでも最も細かい作業をされている口元を。
d0253172_14532382.jpg
前回の記事でご紹介した箱入りの豆市松です。
袖人形という呼び方もあるようです。
長さ3ミリにも満たない口ですが、きっちりくり抜かれて上下に4枚歯がつけられています。

自分が子供の頃を思い返すと、女の子や女性は口を開けて笑う時に手で口を隠していた人がたくさんいました。
その習慣を、当時のいわゆる知識人的な人間が、
「そんなことをするのはおかしい。欧米では誰もそんなことをしていないからやめるべきだ。」みたいな意見をテレビなどで言っているのを聞いた記憶があります。

今思うと欧米でやらないから何??という感じですが、当時はそんな欧米偏重の意見も普通にまかり通っていた時代でした。
戦争中の鬼畜米英の反動が戦後に強すぎたせいでしょう。

大方の古い日本人形は古い時代の女性の美徳を表して口元を閉じて静かに微笑んでいます。
それはそれで美しいのですが、やはり表情が何か物足りないなあと思うこともあります。
だから屈託なく歯を見せて笑っている日本人形ばかり無意識に集めてしまったのかもしれません。

前回記事に取り上げた桜ビスクも黒目のつぶらちゃんたちはほとんど口を閉じて、金髪碧眼の子は必ず口が開いています。
その反対のパターンもごくわずかですが存在しているようです。

レアものというと欲しくなるのは骨董屋の性。
いつか手に入れたいです。

by croa-antique | 2014-02-26 15:17 | 子供文化 | Comments(0)
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