過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique
<実店舗> 
東京都中央区銀座5-1 
銀座ファイブ2F
クロア
tel : 03-5568-0023
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箱入り娘たち

そろそろ雛祭りの時期です。
お雛様を美しく飾っているおうちも多いと思います。

うちは無精をしてお雛様を飾らなくなって10年くらいたってしまいました。><
まあ、うちの場合一年中ひな祭りみたいな状態なんですが^-^

人形を大切に箱に仕舞っておく、という感覚は湿気やほこりを防ぐという実用的なこともあるでしょうけれど、日本人特有の美意識のようにも思います。

箱入り娘という言葉がありますが、人形も箱のない状態で置かれたモノと箱に仕舞われて大事にされてきたモノではあきらかに放つオーラが違ってきます。

いろんなパターンの箱にいれてもらって大事にされて残ってきた人形たちをいくつかご紹介いたします。


まずは和骨董の典型的な桐箱入り。


d0253172_14371066.jpg
お母さん(もしくはお姉さん)は明治生まれ、小さい子は大正初期と思います。
初期のサクラビスクです。
箱は特にこの人形のオリジナルではなく、元から家にあったものを使ったように思います。
でも、箱に守られていたおかげで人形たちは生き別れになることも破損劣化することもなく良い状態が保たれました。



次は、木箱にガラスがはめ込まれたタイプ。
d0253172_14375319.jpg
ガラスのおかげでいつでも眺めていられるし、ほこりもつきません。
オールオリジナルのままのサクラビスク。
サクラビスクという名にふさわしく桜の模様の服を着ています。
箱や座布団は、この人形のために最初の持ち主が誂えたものと思います。
良いおうちで静かに時を過ごしてきたのでしょう。
とても穏やかな顔相をしています。

d0253172_17500790.jpg
身長わずか12センチの明治生まれの豆市松もガラスケースのおかげで新品のままです。着物の上に洋風なエプロンが当時風。


次はそこそこ遊ばれたけれど大事に扱われて箱も残っているパターン


d0253172_14383485.jpg
青い目のサクラビスクです。
衣装はオールオリジナルで良い状態ですが手足には少し汚れがあって、オリジナルの箱も蓋はなくなっています。
人形として最も幸せでまっとうな遊ばれ方をしてきた子です。



最後は今回の中の真打です。

全くのミントコンディション。
蓋を開けられることすらほとんどないままに時を過ごしてきた子。


d0253172_14392256.jpg
箱はアールデコの影響の大きいモガ風。


中身は・・・


d0253172_14395982.jpg
今はサクラビスクという名で呼ばれていますが、当時はママー人形というラベルがついています。箱にひもで括り付けられたままの状態です。

画像で伝えることは難しいのですが、この人形の目を見たときは大きな衝撃を受けました。
生まれてから、まだ何も見たことのない目、生まれたばかりの赤ちゃんのようなつややかな無垢な黒目をしています。
ほこりや風、そのほかのいろいろなものにあたることなく、その目に何物をも映すこともないまま時を過ごして来たサクラビスクの目はこうまで美しいものなのかと驚きました。

今回は箱入りちゃんたちに限ってご紹介しましたが、日本の明治から昭和初期にかけてごく普通のおうちの子供たちのために作られたこれらの人形は控えめでひっそりと物静かで何とも言えない魅力があります。

年齢がいくごとにますます惹かれてしまいます。







by croa-antique | 2014-02-22 15:12 | 子供文化 | Comments(0)
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