過去、今、未来、100年前の西洋アンティークでつなぎます。
by croa-antique <実店舗>
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素材で勝負 ~ アンティーク ビクトリアン ドレス その2
とてもシンプルでなんの飾りもないシルクのドレスです。
潔いほどに、いっさいの過剰な装飾を排することで素材の美しさを最大限に引き出しています。 よほどお気に入りの一着だったのでしょう。最初は7号サイズだったのを後にほどいて縫い直し、9号サイズにしています。 独身の若い頃に作って、結婚後も大事に着続けたのかもしれません 今のシルクでこんな真珠のような美しい光沢があって柔らかでしかも厚みのあるシルクの生地を見たことがありません。 このシルバーブルーの生地は、ジュモーやスタイナーの工房でおなじみの、通称ジュモーシルクと呼ばれるドレス生地です。 この色合いは人形の肌に真珠の光沢と蒼い光を反射させることによって人形の肌色を最も美しく見せます。 実際の人間の白人女性の肌の色も最も美しく見えたことでしょう。 **** 実はこのドレスを買う時に、汚れもあるしどうしよう、、、仮にきれいな状態だったとしても実際に着てくれる人もいなさそうだし、店には飾れないし(かさばるし、生地の劣化が怖い)。。。と悩み、でも、生地をリメイクすればドールドレスが10着くらいできるからいいや!と思って買いました。 しか~~し、どうやって勇気を振り絞っても、この素晴らしい縫製のドレスにハサミを入れて切ることなんて出来ませんでした。>< 私程度の腕前の者がやってしまったらモノに対する冒涜行為以外の何物でもありません。 というわけで、今現在は保管してあります。いつか、これを美しく飾ることのできる場所を見つけたい。 実現は難しそうですが、言葉にしておくと夢は叶う!(こともある)ということで、ここに書いておきます。 以上、独り言でした。 ^-^ **** シンプルな作りなのは、上にいろいろな飾りのレースをあしらうことによって、変化を楽しめるということもありました。 オリジナルのつけ襟を付けてみると、、、、、 バランシエンヌレースとギャザーを寄せた麻布で出来たつけ襟です。 上品さが一層引き立ちます。 マルタレースのつけ襟と、お揃いのポーチも持たせてみました。 とても可愛らしくなります。 おまけでスカートの後ろの縫製の画像も載せておきます。 この生地もブルーの生地も、バッスルスタイルで、後ろに布をたっぷりと使っています。 この写真ではバッスルを入れていませんが、正式にバッスルを入れて、ペチコートも着用するともっとふわっとしたラインになります。 こういうシンプルなスカートを一着持っていたら、どんなオーバードレスにも合わせることができるのでとても重宝したと思います。 ということで、次回に続きます。
by croa-antique
| 2013-10-13 15:00
| 布製品
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